8/27Mon.ヤノマミの人々
昨晩は寝付けなくて、今朝ねぼうした。
授業中の教室にするりと入り、何事もなかったかのように着席。
先生はヤノマミという人々の土地でフィールドワークをしていた人類学者で、まったく授業が進まない。ヤノマミの人々について話し出すととまらないのだ。参考文献は2ページしか進んでいない。
日本にいるとき、ヤノマミについての本を読んだので、生の情報を聞けるのはとても面白い。
今日は彼らにとって我々はなんなのか、という話。
ヤノマミにとって、ヤノマミだけが人間で、非ヤノマミはすべて非人間。それは動物、というわけでもなく、非存在なのだ。彼らの宇宙の中に、非ヤノマミの席はない。意味づけがまったくなされていない。
先生はフィールドワーク中、ヤノマミ語を勉強し彼らと過ごした。何度かシャーマンの儀式をうけたが、最後まで先生は非人間だったそうだ。最後のほうに、「あなたのなかに人間になれる要素がすこしだけ見える」というようなことを言われたそうだが、それが言語習得によるものなのか過ごした時間によるのか、儀式を経ての精神的成長なのか不明らしい。
学食で昼食。牛肉。
語学学校の宿題をする。私は文法がさっぱりできない。文献もまあまあ読めるし耳もそんなに悪くはないが、文法が、とくに前置詞が壊滅的だと今日もおもった。
モダンダンスレッスン。アンデオールの道は険しい。お尻がぱんぱん。
ふらふらと街を歩く。郵便局で日本とベトナムの友人に手紙を出し、下着とイヤフォンを買う。日本で言うイトーヨーカ堂みたいな店の下着が、シンプルで綿だけどちゃんとセクシーで気に入っている。
キャンパスにもどり、中庭に座ってこれを書いている。このあと語学学校。
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