7年ぶりのパラグアイ アスンシオン1日目
1時間遅れで到着。思ったより短かった。昨晩9時に出て、今日の夕方4時に到着。17時間の旅だが、10時間は寝てた。
シウダーデルエステのヌエストラ・セニョーラ・デ・アスンシオンの待合室は居心地よく、チパ(ポンデケージョよりずっしり)とコシード(マテ)をサービスしてくれた。
パラグアイの人は、ラテン系の顔立ちでかわいい。クリチバはヨーロッパ系が多い。
バスに乗っている最中、窓の外の景色が5時間まったくかわらず、ひたすらにだだっ広い乾燥した草原にヤシ。懐かしい景色。パラグアイはものすごい平たい国で、山がない。丘はある。赤土に、草原の薄い黄緑。それが私の中でのこの国の色。ちなみにパラグアイはこの赤土のおかげでむちゃくちゃよくマリファナが育つらしい。
一度、交通事故にあって前歯がなくなったことを思い出した。
バスターミナルでは7年前にホームステイしていた家のお父さんと妹が待っていてくれた。とても嬉しい。
私がポルトガル語で話すのを笑われる。私もかなりおかしいと思う。
久しぶりのパラグアイ中心部はやっぱり赤い色。クリチバのグレーと水色のトーンに慣れていると、ああラテンだなぁという安易な感想を抱く。
家は少しリフォームされていたけれど昔のまま。本当に嬉しい。
ただ、可愛がってくれたおじいちゃんとおばあちゃんと、兄さんは亡くなり、番犬のシェパードも代替わりしていて、7年の長さをひたひたと感じる。
お母さんは私を見るなり、「やせすぎ!!」と言った。いや、私が太ってたんだよ。今より6キロ重かったもの。とにかく食べなさいとお茶にする。珈琲と、チパ。温めた牛乳でとかすインスタント珈琲も、口の中がもそもそになるチパも、机の上のバナナも、すべてが懐かしい。
シャワーを浴びてごろごろ。
お姉ちゃんはアメリカに行っていて今回は会えないらしい。クリスマスにもう一度戻ろうかな、とちらと思う。