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「花粉症」の「陰謀論」的考察

※初めに、本稿を読まれる読者に注意したいが、本稿は所謂巷で言う「陰謀論」と呼ばれる一群の情報を含む論考である。これに拒否反応のある読者は注意されたい。またはご寛恕いただきたい。なお筆者の「陰謀論」に関する態度であるが、端的に言えば、これを情報として扱う、というものである。これに関しては筆者の前著『「陰謀論」の解体 情報の扱い方』に詳述した。興味のある読者はKindleにて読まれたい。

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筆者は花粉症であり、今年も大変辛い花粉症の季節を迎えることとなった。したがって本年も筆者は花粉症に依る艱難辛苦に身を窶すこととなるのだろうと危惧していたのだが、どうも、今年の花粉症は例年とは違う様に思われた。そもそも昨年の夏にアレルギー症状が現れたことからしても、昨今の花粉症は例年とは一味ちがう様に思われたのだが、その他にも
①例年昼に症状が酷く症状が現れ、夜には寛解するのが常であったのが、今年はむしろ花粉症の症状が夜に増悪する。
②花粉が大量に飛散するという報道があった日にマスクを外して外出したとしても、くしゃみ一つするかしないか程度で、鼻水とくしゃみと目のかゆみで死にそうになることはない。
③決まって雨の降った翌日の夜から深夜に症状が増悪する。
という三つの点で、今年の花粉症は例年のそれとは違う様に思われた。それぞれの点について公的な解釈を基として考えてみると
①夜にはアレルギー症状の原因となるマスト細胞の働きが免疫系の亢進と共に活発化するから花粉症の症状が増悪するのだ。
②これについては公的な解釈からは筆者は何も原因を考えられなかった。
③雨の降った日の翌日は花粉は大量に飛散するため、症状が増悪するのではないか。
という風に、②以外の点には一応の説明がつくのだが、②を考えてみると、①と③の説明はどうも当てはまらない様に筆者には思われるのである。そもそもこれまで花粉症の季節では、筆者は昼となく夜となく鼻水と目のかゆみとくしゃみに悩まされ続けてきたのだ。今年に限って、それらの症状の殆どが夜に現れていることから考えてみても、今年の花粉症は昨年までのそれとは別物である可能性のあることが分かる。また、①~③以外にも、記してはいないが、症状に喉の不快感と咳嗽が追加されたことも今年の花粉症の特異点としてある。
いや、まず、今年の「花粉症」は花粉症なのか?
筆者は疑っている。疑っているからこそ、筆者は本年の「花粉症」は花粉症ではない、という前提を基に、一つの解釈をしてみた。以下にはそれを記す。
どうやら世界には、ケムトレイル、或いはクラウドシーディングという技術があり、人工的に雨を降らせることが出来る様だ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ケムトレイル
https://ideasforgood.jp/glossary/cloudseeding/
これらは地球工学(ジオエンジニアリング)の観点から研究されている様だが、前者は「陰謀論」として、後者は一般的な研究として扱われている。……のだが、筆者は前者の立場から、今年の「花粉症」を考えたい。
では、前者の立場(ケムトレイル)で「花粉症」を考えるとして、「花粉症」の原因となる物質が空から撒かれていることとなるが、それは一体何か? と問われると、筆者はこれに答えることは出来ない。とりあえず、筆者のすることはこれをあると仮定して考究するのみである。扱われる物質に関しては「陰謀論者」と呼ばれる一群の人々からある程度の情報が得られることだろう。気になる読者はそれを参照されたい。しかし、筆者は、その物質が何かと問われると答えられないのだが、その物質がどの様なものか? という問いには答えられる。
まず、この物質は雨を以て地上に降り注ぐものである。恐らくこれは昼の間に蒸発し、空気中に於いて人の生活圏よりも上に滞留する。したがって日中、人間に症状が現れることは少ない。だが、夜になるとその物質は地表温度が下がったために地上へと舞い戻り、これも推測ではあるが、窓の隙間を通り抜けられる程の極微小な物質であるため人間の作った硝子の障壁を容易にパスし、室内へと侵入する。それに反応して人体がアレルギー反応を起こす。これが地表温度の上昇する朝まで続き、太陽が出てから地表温度がある程度にまで達するとその物質は再び空気中の上層へと戻る、という性質をこの物質は有していると、筆者は考えている。
筆者の他にもこの物質によるアレルギーを両親が訴えており、両者共に夜中に症状が増悪し、日中には殆ど症状を訴えない。また、具体的には夜中の1:00頃からの症状の増悪と朝8:00頃からの症状の寛解が認められた。
即ち、日中は空に在って無害であり、夜中は地に在って人を苦しめる、その様な物質をケムトレイルによってばら撒いているのではないか、と筆者は考えている。ただし、これはあくまで不確かな仮説である。唯一言えるのは、今年の花粉症は例年とは一味違うということだけだ。筆者の想定している物質等存在せず、本当は花粉だけが飛散しているのかも知れない。
一応、本稿に於いて述べることは以上であるが、最後に雨の降った翌々日の夜に症状が余り現れない事に関する仮説を述べておきたい。これに関しては、物質が地上に降りてくる度に、再び空気中の上層に戻るに至る物質が少なくなるからではないか、ということが考えられた。例えば、服に付着した場合は、再び上層に戻ることが出来ない、或いは、室内に侵入した物質は全部上層に戻ることが出来ない、人体に取り込まれた分は上層に戻ることが出来ない、といった様に。何れにしても、説明は幾らでも考えられるが、重要なのは、雨の降った翌々日に花粉が大量に飛散するという報道があっても、症状は殆ど起こらない、という事実だ。これは此度の花粉症というものが、実は花粉症ではないのではないか、という仮説の傍証となっている。
何れにしても困ったものだ。早く花粉が飛ばなくなることを祈り、また、その様な物質を撒かないでいただきたいと、筆者は切に願っている。

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