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【シャニマス】Da放クラのススメ
こんにちは。
この記事ではグレフェスにおけるDa放クラ編成の組み方や使用感について書きます。
1.Da放クラの特徴
Da放クラの強みは以下の3点だと思います。
・マイバレ夏葉、ギアアップ果穂等の強力なCe性能を持つPアイドルがいること
・Daのサポートカードは強力なパッシブスキルを持つカードが多いこと
・大吉恋鐘と同じDa属性であること
まず、1つ目について説明します。Da放クラのCeは強力なものが多いので、興味値が多いルールでも安定してフェスマスターを狙うことができます。その火力はDaイルミネやDaアルストのような3人ユニットでは中々出せるものではありません。(ただしDaストレイは例外です。Daストレイの火力ズルでしょ。)
しかし、Da放クラは5人ユニットのためリンク思い出を打つのが難しいという弱みはあります。hhp樹里のライブスキル等のデュエットを使えばリンク思い出を4ターン以内に打つことはできますが、どうしても短期ルールは3人ユニットに遅れを取ってしまうという印象です。
2つ目については、昨今のグレード7における残留ボーダーが高い環境において、使用率ボーナスを盛ったとしてもパッシブスキルが安定するため環境的にも都合がいいです。
また、3つ目については大吉恋鐘のライブスキルとパッシブが強力なため、これも大きいです。
私は2022/1/1~2022/2/28開催の6回のグレフェスにおいて5回Da放クラでグレード7の残留スコアを出しています。このことからもDa放クラはグレフェスにおいてかなり強い編成だと分かると思います。
2.Ceアイドルの選択
Ceアイドルの候補は主に【マイバレンタイン】有栖川夏葉、【ギア・アップ!ゴー・オン!】小宮果穂、【さよならごつこ】杜野凛世のいずれかになると思います。(他にも【かきまぜたら*ミルク】園田智代子等Ce候補はありますが最新カードで性能の高い前述の3つに絞って考えます。)これら3枚についてどのような使い分けになるかを述べていきます。
①【マイバレンタイン】有栖川夏葉Ceの場合
Ce夏葉のグレフェスルール適正は以下のようになると考えます。(評価はグレ7昇格、グレ7残留以上のスコアの取りやすさをDa放クラ編成内で0~3点で相対評価したものとします。)
短距離ルール:2 (グレ7の場合は2.5)
中距離ルール:3
長距離ルール:2.5
Ce夏葉はどのルールでも使いやすい編成です。その理由は思い出アピールに注目度100%UPの効果が付いており、リンク思い出を最大倍率で打ちやすいからです。
夏葉の思い出リンクの効果は「全観客にDance最大6.5倍アピール[注目度が高いほど効果UP]」です。[注目度が高いほど効果UP]という条件は注目度が200%以上のときに最大となります。
GRADの注目の的アビリティを全員に持たせた場合、夏葉の思い出の効果で注目度が100%UPし5人分の注目の的の効果で注目度が50%UPするので、さらに注目度を50%上げればリンク思い出を最大倍率で打つことができます。
注目度を50%上げるには花火夏葉やチョコレー党のパッシブスキルが1つでも発動すれば良いため非常に達成しやすいといえるでしょう。
また、夏葉思い出の効果と注目の的だけでも注目度は150%あるため、それだけで思い出リンクの効果は最低でも8割の「全観客にDance5.2倍アピール」が保証されています。([注目度が高いほど効果UP]の注目度と倍率の関係はwikiを参照してください。)
短距離ルールの評価がグレ7以外で2、グレ7で2.5となっている理由は③【さよならごつこ】杜野凛世Ceの場合で後述します。
②【ギア・アップ!ゴー・オン!】小宮果穂Ceの場合
Ce果穂のグレフェスルール適正は以下のようになると考えます。
短距離ルール:0
中距離ルール:1
長距離ルール:3(グレ7の場合は使用率ボーナスの状況によって評価は低下)
ギアアップ果穂の特徴はなんといっても思い出リンクの桁外れの強さでその効果は脅威の「全観客にDance最大8倍アピール[注目度が高いほど効果UP]」です。
しかし、その思い出リンクの強さの代償として思い出の追加効果に「注目度200%DOWN[3ターン]」が付いています。
つまり、思い出リンクを最大倍率で打つには注目度を200%以上にする必要があるので注目度を400%以上上げる必要があることになります。
注目度を400%以上上げるには、注目の的を5人全員に持たせたとしても、花火夏葉やチョコレー党のパッシブスキルが4つ以上発動する必要があるため、パッシブスキルのみでは確率としてかなり不安定になってしまいます。
そのため注目度UPの効果を持つライブスキルの採用が必須となります。サポートカードのライブスキルによる注目度UPは50%以下のものが多いため、プロデュースカードのライブスキルを採用すると良いと思います。
強力な注目度UP効果のライブスキルを持つPカードでおすすめのカードは【さよならごつこ】杜野凛世と【ちょこ色×きらきらロマン】園田智代子です。この2枚の強いところはどちらも注目度UPの数値が大きく、効果の持続ターンも4ターンと使いやすいものになってるところです。
これら2枚を採用した場合、両方のライブスキルの効果が持続していればそれだけで注目度を304%~379%上げることができ、リンク思い出を安定して最大倍率で打つことができます。
Ce果穂の思い出は大変強力で、お膳立てがあれば最大倍率で打つことはできるのですが、数値の大きい注目度UP効果のライブスキルを複数採用した場合、デュエットや大吉のライブスキルと両立させるのが難しくなってしまいます。
そのため、4ターン〆は狙いづらいので短距離ルールや中距離ルールの適正は低く、5ターン目〆が基本となる長距離ルールが主な使用ルールとなるでしょう。
グレード7におけるCe果穂編成の今後の将来性についても書いておきます。
Ce果穂編成は使用率ボーナスを盛りづらい編成のため、フェスマスターを取ったとしても残留できるスコアが取れるとは限らず、今後は使用率ボーナスの状況によっては長距離ルールにおいてもCe夏葉編成の方がグレ7残留しやすいケースが多くなると考えています。
Ce果穂編成がなぜ使用率ボーナスを盛りづらいかというと、Ce果穂編成は注目度を400%以上上げる必要があり、そのためには【さよならごつこ】杜野凛世や【ちょこ色×きらきらロマン】園田智代子等の強力な注目度UPのライブスキルを持つPカードを採用する必要があるからです。
ギアアップ果穂の使用率ボーナスは、現在ガチャ登場時のため1500点ですがこれから下がっていくことが予想されます。
また、【ちょこ色×きらきらロマン】園田智代子も恒常カードではあるものの現在強力なDa属性の智代子のPアイドルは存在しないため、使用率ボーナス目的で採用されることが考えられるので、使用率ボーナスは安定しないでしょう。
今のグレ7は残留点が高い傾向にあり、フェスマスターを出しただけでは残留できないことはザラです。前述の通りCe果穂編成はスコアが使用率ボーナスにかなり左右される編成なので使用するルールを相当選ぶ編成になると予想されます。
③【さよならごつこ】杜野凛世Ceの場合
Ce凛世のグレフェスルール適正は以下のようになると考えます。
短距離ルール:2.5 (グレ7の場合は2)
中距離ルール:2.5
長距離ルール:2
ごつこ凛世はリンク思い出の火力がマイバレ夏葉より低く、マイバレ夏葉とは異なり、思い出に注目度UPの効果もないため、基本的にはマイバレ夏葉Ceの方が強いことが多いです。
ではどのような場合にCe凛世編成を使用するかというとマイバレ夏葉をDa担当ポジションに置きたい場合くらいだと思います。
マイバレ夏葉はCe性能も強いですがライブスキルも非常に強力でその火力はリンクなしで「全観客にDa最大6.5倍アピール[注目度が高いほど効果UP]」となっています。
そのため、マイバレ夏葉をDa担当に置いてライブスキルを打つことでフェスマスターが取れるというケースも考えられます。
しかし、Da放クラは注目度を上げるギミックを使用するので被弾しやすい編成のため、マイバレ夏葉のライブスキルでフェスマスターを狙うには針パフェを要求されることが多くなるでしょう。そのため、針パフェが得意かどうかでも評価は分かれると思います。(私は針パフェが苦手なため低めの評価となっています。)
短距離ルールでの評価が高いのはマイバレ夏葉のライブスキルでリンクせずともお手軽に火力が出せるためです。デュエットを絡めた4ターン1リンク思い出〆のルートとマイバレ夏葉のライブスキル〆によるルートの両方を視野に入れて柔軟に動けるため短距離ルールでは凛世Ceが一番フェスマスターを取りやすいと思います。
しかし、グレ7における短距離ルールでの使用を考えた場合、ごつこ凛世とマイバレ夏葉の二人の使用率ボーナスが低いためスコアを伸ばしづらく、フェスマスターを取っても残留点を取れない可能性があるため、短距離ルールの評価は2としています。
ごつこ凛世Ceの優位性はDaにマイバレ夏葉を置けることでしたが、マイバレ夏葉の無リンクライブスキル〆フェスマスターの場合、リンク点も稼げないため、今のグレ7残留のボーダーの高さを考えると残留点を出すのは容易ではないでしょう。そのため、ごつこ凛世Ceの優位性はグレ7では失われてしまうと考えます。(Ceに【砂糖づけ・ビターエンド】園田智代子等の使用率ボーナスを稼ぎやすいカード、Da担当にマイバレ夏葉を置く場合は使用率ボーナスの状況によっては一番残留点を出しやすい可能性はあります。)
夏葉Ceの短距離ルールでの評価がグレ7の場合2.5だったのは凛世Ceの短距離ルールでの評価がグレ7では低いため相対的に高くなっていたからです。
3.おすすめサポートアイドル
Da放クラ編成においておすすめのサポートカードを紹介していきます。
①必須カード
【Hearty!Holy!Party!】西城樹里
このカードの強みはやはり「デュエット[西城 樹里]」効果を持つライブスキルでしょう。このライブスキルによってDa放クラは4ターンでリンク思い出を打つことが可能になり、高グレードの高速環境にも対応できるようになります。
また、ユニマスSP8、ユニマス体力2、ダンスマスタリーSP10等強力なサポートスキルを有しているため育成でも強いです。貴重なDaひらめきのDaサポートでもあるためその点も評価できます。
2凸パッシブスキルに関しては「注目度UPが2個以上付与されている場合」という発動条件がかなり厳しく、また同じ条件のパッシブスキルも他にないため、そこまで発動条件を満たすことを意識しなくても良い印象です。
【あけまして、大吉~!】月岡恋鐘
グレフェス環境を一変させた最強カード。ライブスキル、パッシブスキルともに非常に強力なため必須カードとしています。
そのライブスキルの効果は興味を1.5倍したうえで興味反転を付与するというもので、2ターンの間は実質的に遅延効果となり、3ターン目に興味反転が解除されて興味1.5倍のみが残ります。遅延と興味UPの2つの役割を担えるうえにサポートカードのライブスキルのため編成に複数採用できるのも強いです。
また、2凸パッシブスキルの効果は編成のメンタルが3000以上という条件を満たしている場合に、4ターン以降にDa120%UPが2回まで発動するというものです。メンタル3000以上という条件はそこまで厳しくなく、倍率も優秀なためこちらも強力です。
②準必須カード
【Sr×Ba×Cu=】有栖川夏葉
サポートスキル、パッシブスキル共に優秀な万能カード。放クラサポートのため放クラ育成においては特に強力です。また、パッシブスキルには注目度UPの効果も付いているため、思い出倍率が注目度依存のDa放クラにとっては必須レベルといってよいカードです。
しかし、必須カードとして挙げた大吉恋鐘と同じMeひらめきであることやマイバレ夏葉Ceの編成は思い出に注目度UPの効果が付いているため、パッシブスキルの注目度UPがそこまで必須というわけではないこと等の理由で準必須カードとなっています。
【チョコレー党、起立!】浅倉透
こちらも花火夏葉と同じくサポートスキル、パッシブスキル共に優秀な万能カード。サポートスキルはダンスマスタリー体力とダンスマスタリーSPという使いやすい2つに加え、ダンスマスタリーMeも付いているため、大吉恋鐘の2凸パッシブスキルの発動条件であるMe3000以上を満たしやすいのも嬉しいです。
また、パッシブスキルに注目度UPの効果が付いているのも優秀です。加えてこのカードのひらめきは放クラのサポートには存在しないViひらめきであることも都合が良く全体的にDa放クラと相性の良いカードとなっています。
③選択カード
【数・数・娘・娘】幽谷霧子
このカードの特徴はなんといっても2凸パッシブスキルであるメンタル34%以下が条件のDance150%UPバフでしょう。そのバフの数値は破格で、Da編成はかなりの割合でこのカードを採用していましたが、大吉恋鐘の登場で編成のメンタルを3000以上にするようになってからは、その発動条件を満たすことが難しくなり影は薄くなっています。
しかし、VoひらめきのDaサポートカードとしては育成面で比較的優秀なカードであるため選択カードとしています。
【×トリック/〇____】黛冬優子
育成を詰めたい人向けのカード。Daサポートカードとしては貴重なマスタリ上限を持っているため、CeやDa担当のステータスを少しでも高くしたい人はこのサポートカードを使うことになります。
しかし、このカード自体にはSPを稼ぐサポートスキルはユニマスSPしかないことや、2凸パッシブスキルの発動条件がDanceUPが5個以上付与されている場合という厳しいものであることからやや使いづらい印象です。
【夜夜中ワンダーラスト】田中摩美々
ライブスキル、パッシブスキル共に強力なカードでしたが、最近のカードに役割を奪われ存在感は薄くなりつつあります。ライブスキルは興味を1ターン0.3倍にするという強力な遅延効果ですが、大吉恋鐘のライブスキルの興味反転が飛び交う環境では裏目になることも多いため大吉恋鐘のライブスキルが優先されることが多いです。
また、2凸パッシブスキルはメンタル49%以下のときにDance100%UP、注目度100%UPという倍率も優秀でおまけに注目度も上がるDa放クラとしては大変有用な効果なのですが、同じViひらめきのチョコレー党の金バフが倍率では劣るものの発動条件が緩く発動回数も2回と優秀なため、使われる機会は減ってしまいました。
【心に住む人】三峰結華
3色パネルの最新サポートカード。Daひらめきの競合に強いカードが少ないことから、CeやDa担当等のステータスが重要なポジションをDaひらめき2枠育成する場合、採用候補となります。育成面はDa上限が175とそれなりに高く、3種のレッスンマスタリSPによりSPも稼げるため有用です。
2凸パッシブスキルについては条件が最大メンタル3400以上メンタル49%以下という厳しめなものであるためやや使いにくい印象です。
4.編成例
①【マイバレンタイン】有栖川夏葉Ceの場合
Le:【潮騒のシーショア】小宮果穂
ライブスキル①:あけまして、大吉~!
ライブスキル②:Hearty!Holy!Party!
Vo:【ラムネ色の覚悟】西城樹里
ライブスキル①:あけまして、大吉~!
ライブスキル②:祝唄-hogiuta-(Da)
Ce:【マイバレンタイン】有栖川夏葉
ライブスキル①:マイバレンタイン
ライブスキル②:マイバレンタイン+
Da:【砂糖づけ・ビターエンド】園田智代子
ライブスキル①:あけまして、大吉~!
ライブスキル②:Hearty!Holy!Party!
Vi:【凛世花伝】杜野凛世
ライブスキル①:あけまして、大吉~!
ライブスキル②:Hearty!Holy!Party!
編成のポイント
・マイバレ夏葉以外のPアイドルは基本的に使用率ボーナス目当ての採用です。
・hhp樹里を育成で使えない樹里は育成しづらいため、育成が楽なVo担当かVi担当に置いています。
・大吉恋鐘のライブスキルは持たせられるだけ持たせています。
②【ギア・アップ!ゴー・オン!】小宮果穂Ceの場合
Le:【ちょこ色×きらきらロマン】園田智代子
ライブスキル①:ちょこ色×きらきらロマン
ライブスキル②:ちょこ色×きらきらロマン+
Vo:【曲がり角のランウェイ】西城樹里
ライブスキル①:あけまして、大吉~!
ライブスキル②:夜夜中ワンダーラスト
Ce:【ギア・アップ!ゴー・オン!】小宮果穂
ライブスキル①:ギア・アップ!ゴー・オン!
ライブスキル②:ギア・アップ!ゴー・オン!+
Da:【さよならごつこ】杜野凛世
ライブスキル①:さよならごつこ
ライブスキル②:さよならごつこ+
Vi:【♡AKQJ10】有栖川夏葉
ライブスキル①:あけまして、大吉~!
ライブスキル②:夜夜中ワンダーラスト
編成のポイント
・ギアアップ果穂Ceの編成のため思い出リンクを最大倍率で打つには注目度を大きく上げる必要があるので、強力な注目度UP効果のライブスキルを持つPアイドルの【ちょこ色×きらきらロマン】園田智代子、【さよならごつこ】杜野凛世を採用しています。
・ごつこ凛世は自身の強力なライブスキルを両方採用しているため、ライブスキルで火力を出しやすいのでDa担当に置いています。
・長距離ルールで使用する編成のため、デュエットを多く採用すると履歴が溢れてリンクできない可能性があるので、あえてデュエットは採用していません。
・3色バフを付与するきらロマ智代子のライブスキルを経由するので、3色バフ付与が条件の強力な2凸パッシブスキルを持つ夏風真乃を何枚か採用しています。
・注目度を上げるパッシブスキルの密度を上げるために、花火夏葉、チョコレー党、夜夜中ワンダーラスト等の注目度を上げるパッシブスキルを多めに取れるように編成を組んでいます。(Leの智代子はあえて大吉を外して夜夜中ワンダーラストを採用したり、Vo担当の樹里はDaひらめき欠けでチョコレー党と夜夜中ワンダーラストのViひらめきが2つの編成にしています。)
5.最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました。私自身、初めてシャニマスの記事を書いたので至らない点も多かったと思いますが、Da放クラをこれから始めたいという方やDa放クラ編成について行き詰っているという方にとって少しでも参考となる点があれば幸いです。
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