能登半島地震の【募金】と【義援金】の違いを知らないとひどい目に遭います
このたび石川県能登半島を震源とする大規模な地震により犠牲になられた方々にお悔やみ申し上げます。
また被災されたみなさまに心からお見舞い申し上げます。
さて、私は地震のとき、実家に帰省していたのですが、父の実家が富山の石動、母の実家が石川の津幡のため、親族・親戚一同が被災し、まったく他人事とは思えないできごととなりました。
そして本当に嫌なのですが、こういう非常時には性善説ではなく、性悪説に基づき思考・行動しなければならないことが発生します。
特に気を付けたいのが【募金】の話です。
私のお客様でも今回の地震に関して、いろいろなところに寄付したというお話をお伺いしていますが、お気をつけいただきたいのが、【募金】と【義援金】の違いです。
【募金】とは、集めたお金をそれぞれの団体が活動資金(団体によっても異なりますが、人件費、広告宣伝費、家賃などに使われるケースがある。例えば広告宣伝費として使われる場合、よく途上国、紛争国などの子供たちを巧みにつかったTVCMや動画広告をつくり、募金活動を行っている団体もある)として使い、被災者に物資を送ったり、支援を行うもので、100%が被災者に渡るものではありません。
一方、【義援金】とは都道府県や日本赤十字社が行うもので、集めたお金が100%被災者に渡ります。例えば、日本赤十字社の場合、活動資金と義援金は別勘定で透明化されていますので、ピンハネされることはありません。
そのため、私はお客様でご支援をされたいクリニックや院長には日本赤十字社の義援金をお勧めしています▼
みなさまの大切なお気持ちが被災者の方々に確実に届くよう心から願っております!