４００CCバイクがオワコンになりつつある話

バイクの４００CC（中型）がもう絶滅するんじゃないかっていう話をして行こうかなと思います。

４００CCバイクとは中型免許で乗れる国内で最排気量です。それ以上を排気量を乗りたいなら大型自動二輪免許が必要になります。

さらに、最大排気量250CCバイクと違ってですね、車検があります。そのぶんパワーに余裕があって中には大型バイクに匹敵する迫力のある見た目をした性能も高性能なバイクが多数あります。

昔はね中型免許取ったら400CCか250CCどちらに乗ろうかなーって悩んだりしたんですけど、現在では１２５CC比較検討にかわりつつあります。

なんか時代の変化とともに、このバイクは価値観と言うとドンドンの変わってて、その変化の影響を一番受けたのがこの４００CCクラスのバイクだなと思いますした。

ラインナップも、昔に比べて非常に少なくなっていて、国産４大メーカーもですね250CCバイクには結構力入れてるんですけど４００CCクラスにはねそんなに力入れてないんですよね。

特に顕著なのがスズキの鈴木で言えばいいですね。

こんだけあった４００CCクラスが今や、バーグマン４００のみ。
マニュアルバイクってのはもう一台も存在しません。

250CCラスはですねラインナップが５～６車種と４００CCより充実しています。

去年HONDAが最近GB350っていうバイク発売したんですけど400CCそして完全新規で発売したのは約８年ぶりです。

元々本来ですね、４００CCクラスではCBスーパーフォアっていうバイクがあってスーパーフォア（教習車）は昔から販売されてるバイクなんですけどそれ以降に新しくラインナップされたのは2013年発売のCB４００F、４００X、CBR400Rが最後でした。

2013年時点で４００CCバイクって結構陰りが見え始めていて、４００CCクラスを再び活性化させることをテーマに開発されたんですけど、これ以降ホンダの400CC目立った動きはなかったです。

　なのでこのGB３５０てのはかなり久しぶりの新規設計の４００CCクラスのバイクで正確には排気量４００CCではなくて３５０CCで半端なんですけど。。元々はインド市場をターゲットに設計されたバイクで日本市場で売るのはついで的な感じです。

　メーカーも力を入れてるのは排気量125CCから250CCとか650CC1000CCとかまぁまぁ小排気量のバイクが大型はクラスのバイクになってきてます。

400CCをこれから盛り上げるぞっていう国産は今のところないです、なのでよんひゃくシーシーバイクの現行車種ってのは今本当に少なくなりました。

何でこんな４００CCクラスのバイクが減少したかって言うと単純に売れないからなんですよ。４００CCバイクっていうのは日本の免許生徒に合わせた独自の排気量なので海外需要ってのはほとんどありません。

いわいるガラパコスモデルっていうもので日本独自の規格で日本でしか売れない上に車検があるので販売してもです。

２５０CCクラスほどの売上ってのが見込めない現在ではですね、メーカーが新しいバイクを作ろうとした際に、世界各国で販売することで急いで開発コスを回収するのが一般的な手法なんですけど国内メーカーもですね、日本市場だけをターゲットにしたバイクづくりをすると開発コストってのなかなか回収できないんですよね。なので、４００CCバイクっていうのは新規設計することも販売する事も難しいんですよ。

　アジアやヨーロッパでたくさん売れるって言う事をまずこの前提に開発して後で日本でコスト回収できないんですよ。最近発売したGB３５０も排気量３５０CCでインド市場をターゲットにしたバイクですしヤマハのMT03ぜねYZFR３なんかも排気量320CC世界市場に向けたグローバルモデルっていう位置づけになっています。

今後の日本向けに出しで作られる排気量４００CCのバイクってのはもう発売されなくなるんじゃないかなと思います。

後、追い打ちの情報でCB400スーパーフォアもう販売終了が決定してる。
国土交通省の新しい猫の排ガス規制をクリアできないんじゃないかなっていう説が浮上していて令和に排出ガス規制というのがあってこれに対応しない。

適合してない車種は2022年11月以降は生産することでできなくなるんですよ。この規制の関係でセローやあのSR400っての販売終了しましたしCB400スーパーフォアをこの規制に対応させようとするとエンジンに大幅に手を加えないといけないのでこっ製造コストも上がって新車価格より高額になる。

排出ガス規制の適合問題もあって、次々と４００CCバイクは販売ラインナップから消えつつある。

◆最近のバイク事情を纏めてみました。
日本の免許制度だけがグローバル基準と全然違う。ラインナップを国際基準に合わせないとやっていけないという話でした。