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バイクブームを俯瞰して振り返る

 (桃田 健史氏(自動車ジャーナリスト)の記事を参照に纏めてみました。

新しくバイクを購入する人が増えてきているという声が聞こえてくる。  

 そうした中、10月26日に日本自動車工業会・二輪車委員会が開催したメディアミーティングで、二輪車業界の実状を詳しく調べて見ました。それによると、直近のブームは実はコロナ禍より前に始まっていたという。バイク市場で何が起こっているので調べたみました。

<冒頭記事抜粋>

半導体不足でバイクを注文しても、半年以上待つなどザラ、中古バイクは軒並み高騰が続いてる。※キャブ車絶版、排ガス規制などで様々な機種が消えてる中で暴騰といっていいぐらいです。

私が勝手に舞い上がってるマイブームではないようです。

空前のブームが世界中で起こってる。
今やバイク巨大産業が勃興し工業発展が目覚ましい中国、インド、タイ、ベトナム、マレーシアだけでも巨大バイク産業が成り立っており、そのバイク人口が多い国でもレジャー目的のバイクブームが起きてる。それにバイクブームは世界共通で同じ傾向なのだそうです。

多少の地域差や国民性はあるもののネットSNS普及、コロナ対応の影響後、ライフスタイルとしてバイクが売れまくってる。

※日本より豊かな東南アジアが多くなってるのをうなずける。日本市場で商売してるようでは規模が違いますし、当然ですわな。

SNSの普及によって、自分のバイクライフを公開したり、バイク仲間とコミュニケーションをとることが気軽に行えるようになったことも、バイクブームは現在第12世代、そのブームの大きな特長だという。  

話は戻します。
国内のバイクブームはどのような感じだったか調べてみました。
大きく12世代のムーブメントがあったらしいです。

1世代バイクブーム


1世代バイクブームと位置付けているのが、70年代後半~80年代前半の「ミニバイク」ブームである。モデルとしては、ホンダ「ロードパル」やヤマハ「パッソル」などが人気車で、若者や主婦が普段の足として自転車代わりに乗っていた。筆者も当時、複数台のミニバイクを乗り継いで日常的に使っていたらしい。

第2世代ブーム~第4世代ブーム

比較的小さな第2世代ブーム(80年代前半)、第3世代(80年代後半)があり、再び大きなブームとして第4世代(80年代中盤~後半)にモータースポーツで使われるマシンのレプリカであるレーサーレプリカのブームが到来する。1985年の夏、三重県鈴鹿サーキットで開催された「鈴鹿8時間耐久ロードレース」には決勝1日の入場者数が15万人に達するなど、バイクブームが社会現象化した時期。

第5世代ブーム~第6世代ブーム

90年代に入ると、アメリカンバイクなどによる第5世代ブーム、次いで90年代中頃に第6世代ブームとしてビッグバイクが流行する。そして第7世代ブームでは渋谷や原宿など都内繁華街でビッグスクーターを乗ることがファッションとなり、そのトレンドが全国へ広がっていった。

※著者はモロに第6世代。

渋谷系もろに影響受けてますし、皇居→明治通りから山手通り→白山通り→湾岸線をバイクで毎週走りまくった。青春の思い出ですな~。
引用元:私の思い出

2000年代

2000年代になると、ビッグスクーターをカスタマイズ(改造)する第8世代ブームが起こり、2000年代後半には第9世代ブームとしてバイク業界で「遅咲きライダー」と呼ばれる昔バイクに乗っていた人が再びバイク生活に戻ってくる社会現象が起こる。

2010年代~11世代


2010年代になると、
軽二輪車や小型スクーターによる第10世代ブーム、そして第11世代ブームとして250㏄のスポーツバイクの流行へと結びついていく。


分析解説

第11世代ブームまでは「バイクが主流だった」と表現する。ユーザーは憧れのバイクをまず購入してから“何をするか”を決める「モノありき」の消費だった、という分析だ。


現在進行形の第12世代ブームは

「ライフスタイル ギア」

ブームだという。バイクの存在価値が大きく変わり、「主役はバイクではなく、ユーザーのライスタイルであり、ユーザーが好きな趣味にバイクを結びつけて楽しむようになった」ということだ。また自動車工業会は、バイクが主役の時代はバイクがプラットフォームだったが、今はライフスタイルがプラットフォームであり、バイクは「アプリケーション(アプリ)」のようなものになった、とも表現している。

<<ーーーここまで記事引用ーーーーー>>

女性モトブロガーが大量に発生して今や一躍スーパースターになってる。
可愛くてバイクのって喋るyoutuberはそりゃ人気でるよね~。おっさんのワイついつい見ちゃう。

大物youtuberも何名もモトブログ系が世界中にいるのもうなづける。世界中のライダー視点で動画って誰の見ても飽きないジャンルですよねー。

■ 戦後のバイクブームは何回あったのか

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■世界4大メーカーを抱える日本。
この国に生まれたかぎりラッキーなはずが。。
バイク社会が冷遇されてるし恩恵もうけない。

なんだろうね、
折角、バイク4大メーカーがあるのにメリットが少なすぎる。

リターンライダーを決意し、モトブログばっかりみてる自分です。
バイク=アプリ化として捉えると人生が何だが豊かになる感じがしました。


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Mr.スナフキン
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