6つの類型で「市場」を捉えることができるのか?
6つの類型で「市場」を捉えることができるか?
「孫子の兵法」を現在ビジネスに活かそうとするとき、「地形」を「市場」と捉えて考えようとする人が多いのではないでしょうか。
ですが、一社労士でしかない私にしたら、一口に「市場」と言っても、色々な市場があり、6つのパターンに捉えることなど出来るものではないと考えてしまいますが、6つの「地形」をどのように「市場」と捉えるかを前回以前の投稿で紹介させて頂きました。
1,「通形」→【現在の事業】で、価値あるサービスで「市場におけるリーダーシップ」を握る立場を狙う。
2,「挂形」→【将来の事業】を見据えた「多角化」において、「我が社」の市場はどこかを捜し出す。
3,「支形」→適正な「多角化」には体系立った戦略が必要。
上記1~3を踏まえた上で、更に3つの特徴ある市場について言及。
4,「隘形」→「成果」をあげる為に「狭い市場」を狙う必要がある場合。※「広い市場」は、上記1~3を踏まえると問題にならない。
5,「険形」→「成果」をあげる為に「市場におけるリーダーシップ」を狙う必要がある。
6,「遠形」→「成果」をあげる為に「遠い市場」を狙う必要がある場合。※「近い市場」は、上記1~3を踏まえると問題にならない。
「地形」を「市場」と捉えるなら、このようなチャンクサイズでの捉え方も可能です。
ま と め
「敵を知り、己を知れば、百選危うからず」だけど、更に「市場」を知ることは「察する」べきこととしています。
自社の「強み」を活かせる「競合・市場」に対して、どう展開をして「成果」をあげていくのか。
激変の時代の背景にある、私どもも心していくべきことだと思います。
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