僕を形成する音楽①
どうも、津軽弁YouTuberのすんたろすです
人にはその人のパーソナリティを形成する"ルーツ"が存在する
様々なシチュエーションに合う音楽をテーマに記事を書くに当たって,そんな僕のパーソナリティを形成してきた音楽を紹介したい.
今回は中学1年生の時の音楽の出会いの話と,中学生の時にのめり込んでいた音楽を紹介していく.
これを参考に未開拓の音楽を聞いてみたいという方の手助けになれば幸いである.
ここで僕がいう"聞いてきた"というのは,受動的に聞いてきた音楽ではなく主体的に聞いてきたモノを表す.
きっかけは中学1年生での出会い
それまでは所謂テレビで入っていて流行っていた誰もが聞く音楽を聞いていた.
僕らの世代だとORANGE RANGEとかGReeeeNかな.
ところがある日,K-1を見ていると ある選手の入場曲にものすごいインパクトを受けた.今までに聞いたことのないものだった.内に秘める闘志が燃える感じ 爆発的で攻撃性がある感じ が その曲からは感じられた.
英語の曲で雰囲気がそんな感じ. それしか情報のない僕はどうやってその曲を探していいのか分からなかった.
ある日,いつも一緒にいる4人組の1人の家に遊びに行った.年の離れた兄のいる彼の部屋には沢山の洋楽のCDがある.大きなコンポを持っている彼がふと曲をかけてくれた.
まさに僕が探していた曲である.
これ誰!?!? 全身に鳥肌がたって,新しいおもちゃを買い与えられた子供みたいな高揚感に満ちたのを覚えてる.
その曲がこれ.Sum 41のStill Watingだ.
これが僕の音楽の始まりである.僕の嗜好を形成した土台.
この曲に12歳で出会えたのは僕にとって物凄く大きな出来事だ.
ついでに僕がSum 41で一番好きな曲を紹介する.
それはファーストアルバム "All Killer No Filler"に収録されている"Handle This"という曲だ
初めて聴いたのに懐かしい感じがする.
ノスタルジックで哀愁がありつつも柔らかい夕日を眺めているときのような どことなく切ない気持ちにさせてくれる曲.
晴れた日の夕方に車を運転しながら聴くのが
"いいでば!"
津軽弁でいいよ! ってことです
これから紹介するアーティストについては,個々に詳細に記事にしていこうと思う.
1日の始まり、朝を象徴する楽曲
Sum 41に出会ってから彼の部屋からCDを借りては音楽を聴きまくる生活が始まった.
僕が特にどハマりしたのは2000年代初期のPunk Rock/Pop Punk だ.
疾走感と明るさ,哀愁と切なさ,怒り,悲しみ 10代の多感な頃に経験する感情がこの時期のアーティストのアルバムでは表現されている気がする.
その中でも特に,
自分たちが良ければ最高! 楽しければどうだっていい!みたいな気分にさせてくれる 自信に満ち溢れている曲が大好きだった.
これから紹介する曲は 1日の始まり や 晴れた日の朝 に聴いてみてほしい.
きっと爽快で晴れ渡った気分になれるはず.
ハマっていたアーティストの紹介
それでは,ハマっていたアーティストを列記していく
今回はさらっと個人的に感じる雰囲気や感想を述べ,人気の楽曲を伝えていく.
1. Sum 41
このジャケットを見てほしい.何を伝えたいのか分からないけど多分みんなバカなんだろうなというのは伝わる.
楽曲はメタルの疾走感やヒップホップのノリをパンクロックに混ぜた感じ.ボーカルの声質はハスキーながらもハイトーンで,荒々しさとエネルギーを非常に感じる.彼らの曲を聴いていたから今では広いジャンルの曲を聴くようになったと思える.
そしてなんと言っても一度聴いたら耳から離れないギターリフも特徴的.シンプルで覚えやすい尚且つ何度も聞きたくなるカッコいいリフレイン.
10代の頃の自信と活気に溢れていて,毎日が明るかったあの頃の気分を彼らの楽曲からは存分に堪能できる.
2. Avril Lavigne
みんなにとっての歌姫は誰だろうか.僕にとっては彼女である.
彼女の曲といえば多くの人が"Girl friend"を思い描くと思うが,その曲以前の彼女の曲も凄まじく良いのである.
歌が上手いのはもちろんだけど,楽曲を聴いただけで朝焼けや晴れた空,柔らかい太陽の光のような情景が浮かんできて,心が穏やかに,晴れやかになる曲がある反面,10代の不安,憂鬱を表現した曲も同時にあるのが初期の特徴.
そして中期からポップパンク全開になり,パワフルで表現性豊かなボーカルと疾走感のある楽曲がマッチした路線になり,それもまた最高.
その中で当時聴いていた好きな曲を.思い入れが強いので数曲.
最初に聴いた曲 Anything but rdinary
Mobile
Sk8er Boi
3. Simpleplan
とにかく歌がうまい.ボーカルの声質には柔らかさがあるが芯がしっかりとあり,メロディがとても心地いい.
そして僕が好きなのはコーラス,ハモりだ.Aメロ Bメロ サビにかけての 高音のコーラスが正に 洋楽! って感じがして聴いていて新鮮さを覚えた.
楽曲は ポップな要素が多いため このジャンルを聴いたことが無い人でも抵抗なく聴けると思う.中でも彼らのバラードは壮大且つ体を優しく包み込んでくれるような暖かさを感じるのでおススメ
4. Good Charlotte
初めて彼らのMVを見たときは衝撃だった.スケート,前輪が跳ねるオープンカー,カマキリみたいなチャリ.アメリカのカルチャーを初めて目の当たりにした.
楽曲の特徴は メロディが個性的! どの曲も違う一面があるのは当たり前だけど,それぞれが特徴的で抜群にカッコいいメロディをしている.
鼻にかかったような歌声も特徴的で,その歌い方がいい味を出している気がする.
5. Yellowcard
このバンドの特徴はなんといってもヴァイオリンのサウンドが入っていること.ロックの楽曲の持つエネルギーと疾走感に対して,ヴァイオリンの音の持つ上品さや繊細さが楽曲から感じられる.
中にはギターソロみたいにヴァイオリンのソロがある曲もあるので是非聴いていただきたい.
声質は柔らかくて優しい印象があるため,楽曲のテイストとしてはクリーンで爽やかなであり,柔和で温かさを感じる物が多いと感じる.
6.Hoobastank
このバンドもやはり声がイイ.かなりハイトーンなのに芯がしっかりとあり,素晴らしい声を持っていると感じる.
楽曲は主にヘヴィで力強い印象を受ける.ヘヴィなサウンドにそれを上回るパワフルでクリーンなボーカルがより一層楽曲の力強さを増している.
このバンドもまたバラードも凄まじくカッコいいので必聴である.
7. My Chemical Romance
彼らの事は以下に添付した楽曲で知った.この楽曲は今まで紹介したバンド同様にパンクの要素が強いのだが,実際の彼らのスタイルはどちらかといえば"エモ"の要素が強いと考える.
上記の通り,ボーカルのしゃがれたような声とハイトーンが織り成す感情表現が特徴で,特に切なさが持ち味である.楽曲の根底に垣間見える暗い部分が"エモい"のである.
最も有名な楽曲は他にあるのだが,今回のテーマとはまた異なるので別な記事にて書こうと思う.この曲は聴く分にはノリが良くて聴きやすい.歌詞は重いが.
8. All Time Low
この時代の音楽を聴いていた人はどれだけこの髪型に憧れただろうか.9:1分けである.いやもうほぼ10:0分け.
とにかく爽快でポップ.日本で言えばカルピスとか三ツ矢サイダーのCMくらい爽やか.
このバンドもコーラスが良い.ハイトーンのコーラスがメロディラインを際立たせている.
9. Blink 182
僕の好きな曲のある場面.こういうちょけてるMVが大好き.
見ての通りスリーピースバンド.
最近になってボーカルが変わったことを知ったのだが,楽曲はかわらずカッコいい.僕は前のボーカリストの物凄く癖のある声が好きだったから少しだけ残念だけど.前述の通り,声が物凄く特徴的でそれに僕は引き込まれていた.blink 182 と言えばこの声と思ってた.
そしてこのバンドはドラマーが非常に有名ということでも知られている.僕に音楽を教えてくれた友達の兄ちゃんも「サムとイエローカードとブリンクはドラムがめちゃくちゃ上手いから聴いたほうがいい」と言ってました.最近僕がよく聴くラッパーとのコラボもあったりして,幅広いジャンルで活躍するドラマーなんだと感じてます.
今も相変わらず最前線をいく彼らだけど昔からよく聴くこの曲を貼ります.
10. Fall Out Boy
今はすごくスタイリッシュになっているけど,当時は少しぽちゃっとしたボーカルだなと思っていたバンド.
特徴はやはりボーカルの声とメロディライン.ビブラートのかけ方に癖があるような気がする.やや野太く,存在感のあるボーカルの声が楽曲の中で際立っている.
このバンドもまた"エモ"に分類される要素が多くあり,哀愁漂うメロディに力強い声がマッチしている.
番外編
洋楽ばかり書いていたがもちろん邦楽も聴いていた.紹介しなくても知っている人がほとんどだと思う.聴いていたバンドと一番最初に聴いた曲を載せておく.
Radwimps /ふたりごと
ONE OK ROCK /内秘心書
SiM /Jack B
Fear,the loathing in Las Vegas /Stay in Chaos
coldrain /8AM
などなど
特にRadwimpsとONE OK ROCKはかなり聴いていて,ワンオクに関しては青森でのライブをいつもの4人で観に行った程.
次回
中学生の後期から高校生にかけては打って変わってかなり激しい音楽ばかりを聴いてきた.心の不安,寂しさ,憂鬱をそのまま暗く,物寂しく表現するのではなく叫ぶこと,爆発的な怒り,激情的に表現する楽曲に多く出会うことでまた感情表現に変化が出てきた頃だと感じる.
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