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ベリー苦しみました後の、公演情報
どうも。クリスマスに体調を崩した役に立たないサンタクロースです。
クリスマスらしいこと、ひとつもしないまま終わってしまいました。
さて、そんな駄目サンタですが、これだけはクリスマスイブに上げることができました。
今年は12月のクリスマス公演がなく、皆様にお届けするプレゼントもなかったので、急遽劇団員を集めて、なんちゃってPVを作成することに。
忙しい中、1日だけ皆が集まり、撮影をした後「良いお年を」と解散していく姿には、プロの気質を感じました。「暮れの忙しい時に呼びかけやがって。もうちょっと段取り組めよこの野郎」という愛のメッセージだったのかもしれません。
そんな訳で来年5月に天神山で公演決定です。
「どこぞの王子様と公演丸かぶりですが、僕たちの方が一年前から決まっていましたからね!」
と声を小さく主張させていただきます。お互い頑張りましょう。
まず一つ目は「33」
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実はこれ2回目の再演になります。
初演の後、早島で行われた芸術祭にお呼ばれして「齢70〜90歳の方々に、一番ぽかんとする演劇をぶつけてみよう」としてやってみました。
半数の人が「意味がわからなかった」と仰っていましたが「よくわからないけど面白かった」も頂いたので御の字です。
前回は参加できなかったふみかが戻り、あの頃から成長したメンバーでこの台本に挑みます。あの時は出来なかった演出が試せるので、とても楽しみです。
そしてもう一つが「曖昧の合間にある今」
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これは2010年に初演後、2017年に新たに「曖昧の合間弐ある今」として書き直していました。今回は初演の2人芝居の再演。実に12年ぶりです。
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この曖昧の再演については、劇団会議で中々に物議をかましました。
「やる必要ある?」と。
そもそも曖昧の再演は、今年入団した楠木君改造計画の一つとして案が上がったものです。しかし、当の本人は2023年諸々の事情があり劇団活動が困難となっているのです。
だからPVに出てなくて「お?あの新劇団員もう辞めたか?」「やっぱりまださんたにはあるんだな・・・」「ここにまた被害者が」などと思わないでください!(今回は)僕のせいではありません。(まだ)良好です。
だから別に曖昧をやる意味は本当になかったんです。
あの公演をやるまでは。
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そう。11月にARAISMでやった「異邦人の庭」です。
カルマさんの脚本を演出することで、2人芝居の面白さ・奥ゆかさをビンビンに受け取った僕は「今、さんたの2人芝居をやったらどうなるだろう?」とワクワクが止まらなくなったのです。
勿論異邦人の庭とは全く毛色の違った作品ですが、12年前の自分よりは絶対にいい演出が出来ると思うのです(多分)
そしてもう一つの理由が。
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天神幕劇の片山順貴君との出会いです。
僕は彼の演出を見て「天才がいる!」と大興奮したのを、今でも昨日のことのように覚えています。彼は決して演技が上手い訳ではないのですが、その情熱とエネルギーが舞台で爆発した時、とんでもない役者になるんじゃないかとワクワクしているのです。
どうしても今の、若い、馬鹿で、無鉄砲で、ひたむきな片山君と曖昧をしたい。それは彼にとっても、さんたにとっても大きな意味があると思っています。
そんなこんなで2023年は「春の愛川・今泉祭り」と生じて、60分芝居の2本立て「ダブルシアター」で挑みます。
どちらにも出演するのは僕のみ!40の体には心臓に悪い作品!
でもそっちの方が面白いから!
来年もワクワクのエンタメをお届けしますのでご期待ください。
また、引き続きワークショップ劇団員も募集しております。
そちらもよろしくね。
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