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異邦人の庭に向かって その12
どうも。昨日noteを書くのをすっかり忘れ、思い出に浸りながら仕事していた僕です。
まずは宣伝から。
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ARAISM第五回公演
「異邦人の庭」
作:刈馬カオス(刈馬演劇設計社)
演出:荒井 良太郎
出演
村田 麻美
有馬 史夏(天神幕劇)
日向(岡山劇団SKAT!! )
荒井 良太郎
2022年11月25日(金)〜27日(日)
会場:上之町會館
〒700-0814 岡山県岡山市北区天神町9-39
チケット(前売り・当日共):1,500円
ゆるっと売れております。
本日は「異邦人の庭公開稽古」
時間は19時30分から。
場所はいつもお世話になっている「BEE'S KNEES ACADEMY」さんのスタジオとなります。
駐車場もありますが、数に限りがありますのが、今の所ならふらっときても大丈夫そうなので、いつでもウェルカムです。
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このポスターが貼ってある近くの階段を上がって2階でやってます。
ドシドシご参加ください。
「上を目指すなら最高を見なさい」と教えられたもので。
どの世界でもピンキリある訳で、本気でその世界で食っていきたいなら、まずは一番から味わえと。頂を知って、初めて自分の立ち位置がわかるという訳ですね。僕は結構好きな言葉です。
まあ一番かはさておき、今チケット入手が困難で、満席に埋めて人々を魅了する舞台がどれほどのものかが気になりまして行ってきました。
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舞台ハリー・ポッターと呪いの子
先月あいみさんが向井理バージョンを観て「早く観てほしい」と目をキラキラさせておりました。実は映画は全部きちんと観ている訳でなく「炎のゴブレット」がギリギリです。むしろ奥さんの方が好きなのですが、チケット代の高さと平日ということもあり、一人で来ました。
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前半・後半とも1時間40分。休憩20分の合計3時間40分。
数字で見ると長!と最初構えてしまいましたが・・・
結果。驚くほどあっという間に終わってしまった。
そして嬉しかった。これはミュージカルじゃない。
紛れもない「演劇」だった。
演劇の力を観た。
もちろんミュージカルは素晴らしいものだけど、僕は小演劇に魅了されて、ずるずる続いている演劇人。どうしても大きい舞台は歌やダンスに頼り、お客さんを盛り上げようとする舞台が多い。
だけどこれはなんだ。ダンスはほんの少し、歌は一曲もない。
あるのは「演出」
いや、「魔法」だけ。
僕らは本当に目の前で「魔法」を観せられた。いや、かけられた?とにかくひと時も目が離せなく「これからどうなるんだ?」とか「あ、あの映画の設定がここに」とか「おいおい!今の魔法どう演出したんだよ!」とか脳みそがずっとフル回転。
終わった後すぐさま、あいみさんにメッセージを飛ばし「あそこの演出が好き」と熱い思いを飛ばしてしまった。彼女も言っていたけど、マジで演劇人全員あれを観てほしい。そして語りたい。大いに語りたい。
そして本当に嬉しくなった。
演劇は総合芸術で、お客さんに魔法をかけられるんだと再認識させてくれたし、小劇場でも挑戦できる事が多いに増えた。やっぱりファンタジーが好きなんだな自分は。
他にも書きたいことあるけど、今日はここまで。
東京で感じたこと思ったことを踏まえて、夜の稽古がんばります。
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