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小さな力の大きな意味

ここ最近、環境問題や社会問題について興味を持ち始めて、自分で調べたり聞いたりするようなったけど。知れば知るほど怖くなります。
この現実にどう向き合って行けば良いのか、今更遅いんじゃないか。
正直、こんなに深く考えなくても良くない?とか、みんな興味なさそうだし私1人がやって意味ある?って思うこともあります。


でも先日セミナーに参加して、みんなジレンマを抱えながら生活してるんだと思いました。

・友達に話してもなかなか理解してもらえない。
・My箸を出したりエコの話をしたりすると引かれる。
・地球のこと考えると何を食べて良いのかわからない。

小学生から社会人までいろんな層が参加していて、それぞれの意見があって新鮮でした。


先日「それって政治の問題とかも関わってくるから、私達にできることって意味あるの?安いチョコを買わなくなったら、その人達の仕事がなくなって、それはどうなるの?」と言われました。

たしかに、それはその通りです。

私にできる事は微力だから選挙には行かない。生産者の現状を知りながらも、安い食品や服を買い続ける。私には関係ないから、と関心も持たない。

良い悪いは別として、それも一つの選択だし思考は個人の自由だと思います。
正直、生活を変えないのはラクだしね。


でも無知すぎて選挙に行かなかったから消費税上がって自分の生活は苦しくなってるし、自分が安さを求めすぎて人を傷付けてたんだよね。それで文句言うのは違うかなって私は思った。

安いチョコを買わなくなって売れなくなったら、企業は今後どうすればいいのか考えるはず。そこで考えないのなら、その会社のチョコを私は買いたくないな。


話は変わりますが、昨年12月に白馬村が気候非常事態宣言を発表しました。その2日後には長野県が宣言を出しました。県としては日本で初めての事です。
このまま地球温暖化が進めば人は今までの生活ができないかもしれない。美しい村を、県を守りたい。そのために私たちはみんなで地球を守る活動をします。そんな宣言です。

白馬村がこの宣言をしたのは、スキー好きの高校生3人がきっかけだそうです。
3人が気候マーチや署名活動などを行なって村長に提出し、村がそれに応えました。
この話を聞いて私は鳥肌が立ちました。
行動した高校生もかっこいいし、それを支持した村もかっこいい。この村は希望の村だなあって勝手に思いました。

この高校生は今もチャリティーバザーを行なっていたり、ゲレンデで気候マーチを行っていたりと色んな活動をしています。
「高校生なのにすごい。」と言うのは違う気がするけど、選挙権持ちながら選挙に行かず、文句ばかり言ってた20歳の私より100倍かっこいいし、素直に尊敬する。

3人の力が何人もの心を動かした良い例ですよね。最高にクールです。



環境・社会問題についてはまだまだ知らないことがたくさんあります。
自信持って人に教えられるほど、知識が追いついてないのも事実です。

今までの生活を変えずに生きるのか、ちょっとでも地球と人に優しい選択をして生きるのか。この2つを考えた時にワクワクしたのは後者でした。だからもっと知りたいし、行動したいと思う。そしてあわよくば、みんなでシェアしたいと思う。

所詮私は一般人です。大きな影響力はないし、たくさんの寄付や支援はできない。私1人で世界を変える事はできないんです。

だからこそ、発信していきたいと思う。
1人の力より2人の力。3人に増えれば知識も増えるだろうし、3倍の力になる。
一緒になって考えてくれる人が、もっともっとたくさん増えると良いなあ。