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トヨタの予防安全技術|vol.5 車線はみ出しアラート

今回ご紹介するトヨタの予防安全技術は、「車線はみ出しアラート(レーンディパーチャーアラート)」です。カメラによって道路上の白線や黄線を認識し、ドライバーがウインカー操作を行わずに車線を逸脱する可能性を検知。アラートによる警告と、ステアリング制御によるハンドル操作のサポートによって、危険回避を支援する機能です。

ちなみに、トヨタの予防安全技術の中で、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense」13種類の機能を簡単に紹介した記事はこちら。

https://note.com/sunsun_ibaraki/n/n69908f6a2aab


車線逸脱の可能性をドライバーにお知らせ 

「車線はみ出しアラート(レーンディパーチャーアラート)」は、ドライバーが道路上の白線(または黄線)を踏み越えないようにブザーディスプレイ表示でお知らせする機能です。ステアリング制御機能が付いた車種では、アラートに加えハンドル操作もサポートします。

車線逸脱が起因する重大事故の発生率は約3割。「車線はみ出しアラート(レーンディパーチャーアラート)」で車線逸脱の危険を警告することで、重大事故の可能性を未然に防ぎます。



アラートで警告し、はみ出さないをサポート

車線変更時かどうかを見極め、ドライバーがウインカー操作を行わずに車線を逸脱する可能性がある時に、ブザーディスプレイ表示で注意を喚起します。

さらに車線だけでなく、アスファルトと草・土などの境界や、縁石、ガードレールなどの構造物も認識対象としてシステムが作動します。また、車両のふらつきを検知して警報ブザーとメーターディスプレイ表示により休憩を促します。

搭載車種
カローラ アクシオ/カローラ フィールダー/ランドクルーザー“70”/ハイエース ワゴン/ハイエース バン


車線の逸脱を防止するため、必要なハンドル操作をサポート

白線(または黄線)を踏み越えないように、ブザーとディスプレイ表示でお知らせするとともに、ステアリング制御が作動し、ハンドル操作をサポートします。

※ステアリング制御機能が無い車種もございますので、下記の搭載車種をご確認ください。

搭載車種
カローラ スポーツ/ヤリス/アルファード/ヴェルファイア/ヴォクシー/シエンタ/ノア/カローラ/クラウン/プリウス/MIRAI/カローラ ツーリング/カローラ クロス/クラウン(クロスオーバー)/クラウン(スポーツ)/bZ4X/ヤリス クロス/ランドクルーザー“250”/GRカローラ/GRヤリス/センチュリー/センチュリー(セダン)



※レーンディパーチャーアラートは約50km/h以上で作動します。路外の構造物に対しては約35km/h以上で作動します。
 ただし、レーントレーシングアシスト(高速道路でのハンドル操作をサポート)支援中は約50km/h未満でも車線逸脱警報が作動します。
※搭載車種は、2024年9月現在の情報です。詳しくはスタッフまでお問い合わせください。
※故意に車線から逸脱して走行するなど、システムの作動を確認する行為はたいへん危険です。絶対におやめください。
※道路状況および天候状態等によっては、ご利用になれない場合があります。詳しくは取扱説明書をご覧ください。

各装備について、詳しくは各車種のカタログ、取扱書、販売店、またはWEBサイト(https://toyota.jp)をご覧ください。

次号は、“高速道路のクルージングをサポートする”ハンドル操作サポートについてお伝えします。


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