
「美々須ヶ丘」まえがき
来週水曜日、14日から始まります、fukui劇vol.14「美々須ヶ丘」公演パンフレットのまえがきです。お恥ずかしい限りなんですが、もし良ければ読んで観劇の足しにして頂けたらと思います。
以下、まえがきです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
本日はご来場いただき、誠にありがとうございます。
人は多かれ少なかれ、他人には見せられないような“クセ”を持っているものです。
あたしにもあります。それも笑えないようなのが二、三個。まあ、笑って欲しいんですけどね。
なかなか難しいですよね。
人からは「お前は人格が崩壊している」なんてあらぬ謂れをぶつけられることもありますし、あたしをこんなダメ人間に仕立てたのも何を隠そうこのクセ野郎のせいです。こいつさえいなければ今ごろあたしはどっかの村の村会議員になって、村民からの人望を一心に集めていました!
もう許せません、ムキーッ!
…まあでも、それが“クセ”なんでね。その人の、先天的な性質だったりするので、抗いようがない部分がありますよね。辛いですが、諦めてこいつと一生、連れ添って生きてやろう、とも思っています。
言ってしまえばあたしが劇を作ることだって、こいつへのオトシマエ、だったりするので。
でも、あたしのこういった癖みたいなのの掃き溜めが肥料となり、劇という果実を実らせ、誰かの土壌を少しだけ、ほんの少しだけでも豊かにしてるんじゃないかな、なんてことを考えると、こいつもまあ、たまにはやるじゃん、と思ったりもします。
ありがとな、クセ!これからもよろ!どっか行け!帰れ!
…失礼しました。
今回はそんな“クセ”にまつわる変てこ話です。激ヤバ女、激ヤバ男、てんこ盛り出てきます。
胃もたれすることもありましょうが、ガツガツご賞味いただけたらと存じます。
それでは、開演までもうしばらく、お待ちくださいませ。
fukui劇・劇長 福井しゅんや
「美々須ヶ丘」ご予約はコチラ↓
これが俺たちからの、、クリスマスプレゼントだ!!!!!!!

いいなと思ったら応援しよう!
