IKIGAIワークショップに参加しました
この記事は11月に参加したIKIGAIワークショップの感想記事です。参加から1ヶ月経ってやっと記事を書いているので、ほぼ自分用のメモです。
IKIGAIワークショップとは
IKIGAIカードとManagement3.0のプラクティスを用いて、自分の内面を深掘りし今後どんな道を歩んでいきたいかを探究する３日間のワークショップです。詳細は以下を。
受講のきっかけ
Management3.0のファシリテータートレーニングを受けた際、ひとりずつモジュールを担当しワークショップをファシリテーションするセッションがありました。その際、私が担当したのが「Meaning＆Purpose」というモジュールでした。
Meaning＆Purposeの内容についてここでは説明しませんが、その中に「IKI GAI」というワードが出てきました。「好きなこと」「得意なこと」「社会が求めていること」「お金を得られること」の重なるところが「IKIGAI」となる、という説明でした。このモジュールと出会い、じゃあ私のIKIGAIって？働く目的って？ということをちゃんと掘り下げてみたい、と興味が湧いたことがきっかけです。
どんなワークショップだったのか
３日間のオンラインのワークショップとなりました。ちょっとの事前課題とManagement3.0の関連モジュールの講義＆IKIGAIカードを使った受講者同士のQ＆Aによりそれぞれ自分の内面を深めていく形式で進みました。（このセッションの中でももちろんMeaning＆Purposeが登場して、よい復習になりました。）
IKIGAIカードって？
「あなたが好きなこと」「あなたが得意なこと」「リアリティチェック」の３種類✖️20枚の質問が書かれているカードです。「自分のお葬式で他者に言われたいことは？」「あなたが最も誇りに思うビジネスの成功を３つ教えて」「あなたのやりたい職業にはどれぐらいストレスがあるか？」というように、投げかけられたら、ちょっと考えさせられる質問が書かれています。自分でカードを選んで答えた内容に対して他参加者から質問を受け付けるという形式でQ＆Aを行いました。
やってみてどうだったか？
カードを選択するのが自分であるということと、答えた内容について誰からも批判もないということで、自分で決めていくとはこういうことか、という実感がありました。職場だと、どこかこういう回答をしなければならない、という空気を感じながら行動していることが多いので。また、質問もいろんな観点からのものも多く、あ〜そういう観点では考えてないなーという気づきもたくさんありました。その場で自分が考えて答えることについても自分の中に納得感があり、３日間（２時間✖️３回）でもかなり自身に対する探究がすすんだように思えます。他の参加者の皆さんの回答でもその方の人となりも理解が深まり、ほんの数時間しか一緒に過ごしていない（しかもオンライン）のですが、それぞれのやりたいことに対して無条件に応援したい気持ちが湧いてきました。
私のやりたいことはなんだろう？
私はやはり人と繋がって、関わっていきたいのだなということを改めて深く理解しました。エンジニアとして技術を磨かなければならないということも理解していますが、自分の行動の原動力となるのはいつも人だな〜と最近は思います。ワークショップの中で私は「お見合いおばさん」みたいな仕事をしたいです、と話してしまったのですが、そういう出会いの場をこしらえる活動をしたいなと思いました。会社の中でオンラインによるコミュニケーションがうまくいっていない人たちと出会うたび、なんとかしたい、みんなで力を合わせて生き生きと働ける場にしていく活動をしたいなと思います。
このワークショップは「働く」ということがベースになっていることもあり、私がワークショップを受けることも自分の仕事の中で活かせることを知りたい、身につけたいというが大きなモチベーションになっています。いつも会社の中での活動を頭に思い浮かべてやっていますが、少し活動場所を広げていってもいいのかな。来年はもう少し視野を広げていきたいです。
後日談
私のワークショップの後日、ファシリテーターの方から本の紹介を受けました。私のようなことを目指している人におすすめとのことでした。やりたいことを話すとこんなものも受け取れるとは！
あと、IKIGAIカードを使う機会がありました。半年間、今年の新入社員の方のメンターをすることになったのですが、IKIGAIカードの「好きなこと」を使って、お互いのことを話す、というワークをやってみました。初めまして、だったのですが、好きな漫画の話とか、一気に距離感が縮まった感じがして、次回お話するのがまた楽しみです！
また、その日の夜はお客様と忘年会があったのですが、「得意なことってなんですか〜？」みたいな話になって、そのまま昼間から持ち歩いていたIKIGAIカードの「得意なこと」を登場させました。２次会で皆さん酔った頭で色々答えていただきました。皆さん「面白いね〜これ」という反応をいただきました。お仕事の場だけではなかなかこういう話をする機会がなく、こちらも人となり、距離感が近づき、またお仕事を一緒にすることが楽しみです。
このワークショップを通じて、いろんな方からのギフトを受けられるようになったように思えます。いや、今までもらっていたのだけれど気がついていなかっただけなのかもしれない。人と人をつなごうとしている自分が、誰かとつながる、つながっているということについての誰よりも一番受け取っている恩恵が多いと気づけて、それに対して感謝をしたい、と強く思ったワークショップでした。
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