僕が、モリモリモリシーの個展を主催する。
本日は、彼の家の近く、阿倍野まで
打ち合わせに行ってきた。
僕が、以前、
地域のアートフェスを主催していた時、
すでに、モリモリモリシーは共通の
知り合いアーチストから
紹介されて知っていた。
当時、聞いたのは、
世界的有名なキュートな
ヘアスタイルの
ボブヘアーといえば、
ロンドンのビダルサスーン。
そこの美容師として彼は働いていた。
でも、その住んでる家が火事になり、
逃げ遅れた彼は、
全身火傷を負ったと聞いた。
そして、
今は、車椅子で生活している。
その後、色々あり、絵描きになったと。
悔しかっただろうし、色々な事を
乗り越えてきたのだろうと思う。
そう、僕が、出会った時は、
もうイラストレーターで
二人個展をしていた。
当時、僕は、地域のアートフェスの
取りまとめをしていた時、
「そこに出たい」と言ってきたが、
実は、僕は、
「ごめんね、定員オーバー」と
言うことで断ってる。
出会うタイミングが少し遅かった。
アートフェスティバルの運営も辞めて
その数年後、
僕は、oioiさんの出る、
手話ダイジョーブ音頭の
ステージで彼と会う。
中崎町のキャンドルナイトの時だ。
オイオイさんの
呼び込まれるタイミングで出るため、
壁に張り付き、準備をして立っている
目の先に
モリモリモリシーがいた。
僕は、駆け寄り、
「久しぶりやん、モリシーやん。
今から踊るから、みててや。
ステージが終わったら
ここに来るから、
動かんといてや、後で話そうよ」と
言って、ステージに出た。
戻ると、
もりしーはおらんかった。
その夜、メールをしたら、
待っててくれたけど、
僕が出てくるの遅かったから
帰っていた事がわかった。
当時、エントリーを断ったから
怒ってるんかなと思ったからだ。
ほっとした。
それから、なんとなく、世間話で、
たまにメールをするようになった。
僕が、高槻阪急の地下で
ごまの販売をしていると
メールで伝えると、
電動車椅子で買いに来てくれた。
阿倍野から、車椅子で、
乗り換えして、乗り換えして、
地下まで会いに来てくれた。
ほんと、大変だったと思う。
めちゃ嬉しかった。
「ようきたな、一人で、、」と
抱きしめてやった。
その時、モリシーが、
「ヒデさん、中津で、
ウララ展とか主催してるでしょ。
それに、俺を出してよ」
「そして、俺を手伝って欲しい」
と、それを言いにきたと
後から知った。
ロンドンにいた頃、
すでに絵は描いていたらしく、
どうやらイギリスのテイトギャラリーで
飾られた事があるらしく
「もう一度、そこまで狙いたい。
テイトギャラリーは、ヒデさんは
イギリスの留学経験があるから
わかるでしょ、ロンドンにもう一度行きたい。
あの、憧れのロンドンだよ。」と
「色々、忙しそうだけど、僕は、
ヒデさんと一緒にしたい」と
話してくれた。
アツいやつだな。
ほんと、命懸けやなと思った。
なんか、たまらんくらい
心にグッときた。
そして、僕の住んでる街の喫茶店
中津の42195カフェに行き、
マスターに合わせて、話がまとまった。
モリモリモリシーの個展が
19日から始まる。
ぜひ、見に来てくださいな。
色んな人と出会い、僕も
共に、成長したいと思う。