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ハワイに潜む光と影

ALOHA

この言葉に含まれる意味を皆さんは大体知っていると思います。
こんにちは、ありがとう、また逢う日まで、さようなら、愛してます。などなど ポジティブで心温まる言葉です。

MAHALO


この言葉もありがとう、感謝の気持ち、さようなら、こんにちは、など
こちらはもっと 日常によく聞く言葉で ローカルの人たちの間でよく使われています。

引っ越してきた当初はハワイに住む人たちはいつも明るくて元気で幸せそうだなあと思っていました。でも最近はインフレに伴う物価の上昇(食パン8ドル)、住宅の高騰(中間層住宅販売価格 1ミリオン)、未だに低い最低賃金(14ドル)、毎年値上がる私学の学費、などローカルの住民がハワイを離れざる負えない状況になってきています。
American Idolで一躍有名になったロコボーイ(TONGIくん)の家族もその一人でした。実際息子の友達の家族も生活に苦しんでいたり 身近でそんな話をきくこともあります。
でも子供たちはこの状況から色々なことを学んでいます。
例えば このハワイに住み続けるには最低いくらの年収が必要だとか 逆算して自分の将来設計をすることを学べていると思います。最低賃金ではいくら働いても暮らすことはできないからです。
またそのために行くべき大学、目指すべき道など 高校生くらいになると真剣にかんがえないといけないとわかってくるのです。それでも家庭環境によって自由に進路を選べない子達もたくさんいて 学費をローンに頼るしかない場合も多いし、このハワイから出ていかないと生活できないということになる場合もあると思います。
楽園と思いきや 一部の超富裕層にとっては楽園ですが 最近は庶民にとってはお天気だけが励みになる材料なのかなと思いました。

なぜこんなに大変なのにハワイに住み続けるのか。

先日日本に一時帰国していた際に訪ねた美容師さんにふとこんな質問をされました。
”そこまでして どうしてハワイにすみたいのですか?”
我が家の収入はほぼ日本円なので超円安の今 ドルに換算すると 恐ろしく目減りして大変なんです。なんて話をしてるとこの質問にあい、思わず固まってしまいました。そりゃそうですよね、食事だけ見てみても日本でいると毎日新鮮で美味しいお野菜や魚、ラーメン、焼き肉、寿司、❤よりどりみどり!日本では捨てるようなシナシナの大根をハワイでは6ドル以上出して買わないといけない生活をなんで好んでしてるの?ておもいますよね。
もちろん一番は子供の教育の為。長男は大学生であと2年は学校があるし、次男はまだ高校生で大学卒業するまでまだ数年かかるし、、、、それだけ?それと主人はサーファーで、、、、。それは置いといて。
いやそれだけではない!!私達家族はこのハワイで数え切れないほどのALOHAをもらってきた。そしてここまで育ててもらった。言葉では言い表せないALOHAの心、をもらってきた!!!

本当に愛してやまないハワイのすべて、海、山、風、自然、人、アロハの心。ここに住んだ人だけがわかる理由なのです。
ぜひ ハワイに来て実感してください。

MAHALO




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