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#3 アメリカ初心者のつぶやき(後編)

夏時間から冬時間へ
私はアメリカに夏時間(Daylight Saving Time)と
冬時間(標準時Standard Time)があることを
知らなかった。11月のある月曜日、職場に行く
循環バスがいつもの時間に来ず、自分が1時間
早くから待っていたことに気がつくまでは。

10月中旬にアメリカに到着した時は、夏時間だった。
11月1週目の日曜日から冬時間が始まる。冬時間が
始まる時は、時計を1時間戻す。例えば、午前7時が
午前6時になる。これを知らなかったのだ。

7時と思っていたが、実際は6時だからバスは来る
はずがない。語学留学経験のある地元の友人に
伝えたところ、そんなことも知らないのか、
という反応だった。。。

3月第2日曜日に冬時間が夏時間に変わる。その時は
時計を1時間進める。例えば午前7時が午前8時になる。
時計を進めることで日照時間が長く、夜9時頃まで外が
明るい日が続く。

インターンシップ
就業期間中は、キュービクルと呼ばれる壁で仕切られた
個室スペースを与えられた。パソコンがあり、初めて自分の
名前が入ったメールアドレス持って働く経験をした。
隣のキュービクルの同僚ともメールでやり取りをするので、
話し声が少なく、オフィスは静かだった。

現在も仕事でメールを使うことが圧倒的に多い。
インターンシップ中に学んだことは、後々の私の
仕事に大変役立っている。

休暇はいつもニューヨークに旅行した。美術館、博物館、
ブロードウェイミュージカル、セントラルパーク、
メジャーリーグ観戦、和食レストランなど、大都会を
楽しみ、リフレッシュした。そして、カレッジタウンに戻り、
仕事に励んだ。ニューヨークはホテル代が高いと言って、
同僚が割安で宿泊できるユースホステルを紹介してくれた。

この頃のあたし、人生を楽しんでたのね。

1年半の滞在後、私はこの小さなカレッジタウンから
日本に戻った。日本に戻ってからは、留学でアメリカに
戻るための準備をした。それが実現し、40代での
大学院留学となったのだった。

あとがき
改めまして、Sunshineです。最後までお読み頂き
ありがとうございます。書くという行為がパワフルで
あることを感じています。すっかり忘れていたのですが、
本文を書きながら、アメリカに出発した日、涙が出たことを
ふと思い出しました。

地方出身の私は、出発当日、空路で東京へ移動しました。
涙もろくない私が、飛行機の中で涙が出たのでした。
両親のことを想ったり、会社を辞めて新たな道を進み
始めたけれど、何が待ち受けているか予想がつかず
不安でした。

新しい環境の中、仕事や生活に慣れることができたのは、
周囲の方々の親切と助けがあったからです。
皆様へ心より感謝。

ブログを書くことで、当時のことを思い出しています。
長い間しまっていた宝物があることに気がつき、
箱から出して懐かしさや当時の喜びを感じている ---
そんな気持ちです。


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