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#093 メンタルタフネス その1(鍛える)

今日は私がメンタルタフネスを獲得する際に、役に立った出来事を書いていきます。おしなべると真剣に取り組んで気づいたらここに居たと言う感じ。


1.身体的ストレス(剣道)

 小学校6年の頃は週5回 稽古(剣道)がありました。道場の運営母体が禅宗のお寺だったので夏季練習では坐禅も。大人が決めたあまり効率の良くない練習メニューを経験。小さい頃から理不尽とも思えるそんな苦行(稽古)を当たり前のように経験していたので、その後の人生で身体的に辛いと思うことはありませんでした。基礎体力と自律神経が鍛えられたのも良かったのかも。

おかげで高校の時の部活などは自分達で作ったメニューをやるのでやらされ感は無く、しんどいのですが達成感を感じたほどでした。

2.徹夜できるメンタル(学生時代)

 大学のときに経験した合宿(合唱団)では技術担当をしていたため、練習の準備で連日夜更かし。また、最終日の宴会では各パートでプライドをかけて芸を披露しなくてはならないのでその準備もあって寝不足に耐える修行。毎日3時間睡眠でも緊張感があれば1週間過ごせるということをここで経験しました。
睡眠不足は短期間なら耐えられる自信が。

3.メンタルと体力と経験(炎上プロジェクト)

社会人になるとメンタルと身体的なタフネスが鍛えられる機会がどんどん登場してきます。
 海外勤務時代、工場での徹夜はここで初めて経験。客先出荷に間に合うか本当にギリギリの日に夜勤の生産に立ち会うことがしばしばありました。年に4回くらい徹夜で現場監督をしました。
 リコールも大変でした。金型の不具合で不良品が大量発生して、北米のト◯タ自動車全てを数日止めました。1ヶ月間休みなしで働いて交換用部品を製造。
お客さんが乗り込んできて社内に24時間常駐し、毎朝の会議に参加するという超絶緊張感はある種のお祭り状態でした。

クライマックスは数年前、日本に帰ってきて3年目の春。まさに炎上案件が勃発。
仕入れ先の工場で火災が発生。鎮火直後の現場に乗り込んで行って、設備を回収してきて工場内の空き地にラインを10本ほど移設。設備を洗い流して乾かして組み立てて電源を入れるという作業で3日ほど会社に泊まり込み。(着替えと風呂のために家には帰るけど)物流も大幅変更のため、材料を足で探す、数えるという事態が発生。2週間で10回徹夜は記録更新でした。

この時はそれまで培った修羅場の経験が全て生きました。(現地現物でやるべきことをすぐ判断できた)2週間で10回夜明けまで仕事をしたのはこの時が初めてでしたが生きている実感がありました。
結局、ここでの経験も生き抜いた自身になっています。

4.メンタルタフネスを鍛えるには(超えて行く)

振り返ってみると、
死にそうになりながら超えて行く、それを繰り返してまさにサイヤ人のように強くなってきたのが現実でした。

ただ、冷静に考えれば一人で乗り切ったわけではありません。
励ましあったり役割分担をした同僚や仲間がいました。
一人で戦っていたらメンタルが崩壊していたでしょう。

[結論]
体を鍛える
目の前の課題に真剣に取り組む
チームで戦う

言語化してみると今後もこの三つを大事にしてみようと思えました。
機会をいただいたジブン株式会社ビジネススクールに感謝

今日はこの辺りで。
ばいちゃ!

うまそうなカエルみっけ!


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