#094 メンタルタフネス その2(かわす)
前回はメンタルタフネスをどのように獲得して行くかを自分の経験から考えてみました。
今回は「かわし方」。
意識的に鍛えて行くことは重要ですが、メンタルタフネスを育てて行く過程でとんでもないストレスに運悪く苛まれてしまうかもしれません。
そんなときに、自分を壊されないように、メンタルヘルスを維持するために私自身が備えとして実施していることを紹介します。
1.価値観の方向を増やす
・価値観を広げる
・俯瞰する
・死を意識する
今起こっている悪い出来事って、いつまでも悪いことかというとそうでもありません。また、自分にとっては悪いことでも誰かの利益になっているかもしれません。
戦国時代と異なり、残念なことがおきても命まで取られることは無いのです。
だいたいのことは来年には笑って振り返れるもの。開き直ってみる。
そのためにはメタ認知(俯瞰する)と言う視点が有効です。
自分の例で言うと、
1ヶ月ほど前に自転車で近所のガレージに突っ込んでガラスを割ってしまいました。
修理費用が5万円ほどかかりましたが、たまたま友人のうちひとりが建具の修理屋さんとして独立したばかりだったため仕事を依頼できました。ご祝義がわりに仕事を提供できたので「推し活できて結果オーライ」と受け取ることにしました。
記憶の改竄(笑)
おすすめはコテンラジオ
テーマになるのは「すでに死んだ人の話」「栄えて滅んだ王朝の話」など
長いスパンで見れば見るほど、今の自分の失敗はひょっとしたら何かポジティブな結果をもたらす布石になっていることがあります。
また、時代や地域を超えて死生観、価値観を知ることで自分が持っている善悪の観点などは後天的に獲得したものだと気づきます。
自らを俯瞰してみるための素晴らしいインプットで、しかも楽しい。
2.多方面コミュニティに参加
私はいくつかのコミュニティに属しており、それぞれにロールがあります。
家庭:酔っ払い父ちゃん(ちびまる子ちゃんのお父さん的な)
会社:機械/化学/電気のエンジニア
空手道場:古武術好きのマニアック指導者
DAO:農家推し活・営業係
まちづくり研究会:ビール好き会社員の兄ちゃん
大東流:初心者のおじさん
家と会社以外のコミュニティにも属して活動することで色々な視点からのロール(役割)が自然と自分にも認知されます。自分には会社しかない。家族しかない。とならないし、他人から見た自分が色々な角度から投影されるので自分の多面性を発見することにも役立ちます。
いろんな角度から見ると意外と人間は離散的(像が一致しないバラバラ)だと気づきます。他人の中に映る自分の像を見るのです。
3.発信活動をしておく
最後にもう一つ付け加えるとするとなんらか発信活動がプラスに作用します。
私はスタンドFM、X、noteで軽めの発信をしています。
このおかげで何かトラブルがあっても最終的には「ネタGET😛!」と開き直れます。やらかし系ですら書いてしまえるとなればおいしいのです。
「生きてるだけで丸儲け」と本当に思えます。
そして、ツールが優秀なのでいずれも無理せずにできるのがありがたい。
スタンドFM
X(twitter)
note
・生きてるだけで丸儲けとなれるメンタルを作れます。すごい失敗やトラブルと思ってへこんでも書いてしまう、しゃべってしまう。
4.逃げ道をつくる
まとめるならば心に逃げ道を作っておくこと。
生きてさえいれば失敗してもOK
とどこかのタイミングで切り替えることができればメンタルヘルスを維持できる。
メンタルタフネスを鍛えながらもメタ認知を鍛えていきましょう。
でわ、おやすみなさい。
ばいちゃ!