見出し画像

台風前後、体調不良のリンク

台風対策で、小屋の準備完了でヤギたちの避難所は一安心。次に心配だったのがリンクの体調のことです。

8月中旬あたりから、何となく元気のない状態が続いていて、草はそれなりに食べている様子、普通といえば普通、だけど、足取りが重い、表情が暗い、毛並みも悪くてやせ細り成長が止まっている感じ、角に亀裂がはいって先が折れたり表面が剥がれ落ちてボロボロ、みたいな症状でした。

画像1

一応、それでも草は食べているように見えたし、ウンチも正常、暑かったから一時的にばてているのかな、と、とりあえずうちで様子をみていました。

ところが、ある日、動かなくなり、草もたべなくなってしまいました。

いつもユリルもリンクも下痢で衰弱して獣医さん呼ぶことが多かったけど、今回は下痢はなく正常ウンチ。

でも、明らかに様子がおかしいのでこのときは獣医さんに来てもらってみてもらい、熱が少しあったので抗生物質の注射をうってもらいました。でもそのほかは特に異常はなさそうとのことでした。

次の日、活気をとりもどして食欲も戻ったので、今回はこれで改善していくかとほっとしたのですが、数日後再び元気がなくなり、今度は下痢もはじまってしまいました。。

ポカリスエットを飲ませると食欲がでたので(ヤギや牛の下痢や体調不良の時にはポカリを飲ませると元気になることがあります)、胃薬ものませて、このまま自分で看護して様子見ようかとおもったけど、台風が。。

(↓写真:台風前の夕焼けは、いつも不気味なくらいきれい。嵐の前日の空)

画像2

いつも台風や荒れた天気のあとは元気なときでも調子が悪くなるので、これだけ予備能力が落ちている状況で、下痢してろくに食べれず狭い小屋に閉じ込められたらリンクが持つかわからないな、、とおもったので、

もう一度獣医さんにお願いして、台風前に下痢の治療薬をお願いしました。

そして、状況を話して、追加で抗生剤ももう一回。

状況が悪くなると予想してるなら、あとから重症化するより、はやめに手を打とうとの判断でした。

ヤギ用の濃厚飼料がとても栄養整えるのに有効で今まで与えていたのですが、少し前に痛んでだめにしまってから、新たに手に入らない状況で、しばらくあげられていませんでした。

このときも、濃厚飼料は手に入らず、せめてもと、台風が本格化する前の午前中は、手差しでいろんな種類の草をたっぷり食べさせました。

獣医さんのアドバイスも聞いて、台風通過中に食べれるよう草を小屋にいれて、台風を過ごしました。

心配したけど、リンクは、下痢の薬がちゃんと効いたようで、台風後に便も改善。食欲ももどって、風雨がおさまると積極的に草を食べに行っていました。

よかった、今までの経験上、これなら治っていくな、早めにやってもらってよかった、そう思いました。

が、そう思ったのも数日の間だけでした。また再び、リンクの元気がなくなってしまい、、

下痢も薬やってもらってから3日後にはちゃんと治っています、それでいて昨日まで食欲もあった。

なのに、なんで、、がりがりで、あばらが浮いてる、座り込んで動かない、草を持って行っても何をもっていっても固形物は全然食べない。

思い返すと、何となく元気なく足取りが重いのはずっとそうだ。下痢する前からずっと、下痢の時も、治ってからも。元気な無邪気な表情をもうずっと見てない気がする。

何が悪いのかわからないけど、また目の前のリンクは動かない、食べない。

リンクが調子悪くなると思い出す、リンクが生まれた時のこと。

今も変わらない、何とかして命を見捨てずにやれることをやりたい気持ち。。

でも現実は、コロナの影響が長引いて、稼ぎも今はないので、もうこれ以上治療費にかけるのも限界だった。

少し良くなったと思ったら、また悪化する、この繰り返し。。

なんでだろう、何が悪いんだろう。。


続く




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?