さんさーらとヤギの物語⑲最終回☆☆☆
5月9日に生まれたリンク。苦難を乗り越えてすっかりたくましくなり、(まだまだチビだけど)毎日たくさんミルク飲んで、うちの娘たちと走り回り、ボーチラ(宮古島の言葉で、わんぱくっていう意味)小僧に育っています。
こんなに、か弱い存在だったのに、、
元気いっぱい!!たくましくなった!!
とっても甘えん坊ボーイです♡
近所のお友達からも大人気♪
うちの次女と三女と並ぶと姉弟みたい
衰弱し、ぐったりしていたユリルも
すっかり元気になり、もりもり食欲も戻りました♪
ユリルとの出会いから始まったドラマチックな物語、ここまで続けて読んでくれた皆さん、ありがとうございました。
物語としてはここでいったん一区切りとしようと思います。
これからも、ヤギたちとの生活は続きます。
ヤギたちとの生活の様子や2匹の成長は、引き続き飼育記録のようにゆるゆると不定期に書いていきたいと思っています。
私は、もともとヤギが特別好きだったわけでもなく、ヤギの飼育については無知で、全くの素人です。
でも、ユリルがうちにきて、このような劇的な出来事が起こり、日々懸命にヤギと向き合って悩み、試行錯誤しているうちに、ヤギのかわいさや魅力について知ることとなり、気づけばすっかりヤギの世話にのめりこんでいる毎日を送っています。
また、治療にあたってくれた産業獣医師さんとの関わりによって、今までの生活ではきっと知ることのなかった世界、宮古島の家畜農家さんを陰で支えている獣医さんの仕事、ヤギや牛の産業動物としての現状や、宮古島での取り組みなどにも興味をもちました。
ユリルとリンクは、これから、うちの宿、あがりの宿さんさーらにおいて、看板ヤギさんとして、宿に来るお客さんにもかわいがってもらいながら、都会からくる人達に、ここでしかできない体験や心を癒す存在になってくれたらと思っています。
どんな体験が提供できるか、今、私も思いをめぐらせているところです。
この物語を書こうと思ったのは、ヤギ素人の私が経験したこと、感じたこと、獣医さんからもらった生の知識ややりとりをありのまま記し、残すことによって、ヤギに興味を持ってもらえたり、これから飼う人への参考になればいいなと思ったからです。
これからも、とりとめのない毎日を不定期ですが更新していきますので、引き続きよろしくお願いします(^^)
今回の出来事にかかわってくださったすべての方々に心より感謝申し上げます☆
あがりの宿さんさーら Mana