リンク、去勢しました。
7月1日、リンク、生後53日目。
オスヤギのリンクの去勢をしました。
リンクがオスということで、性別の違う親子で飼うということについてずっと、どうしようか悩んでいました。
うちは、現状、経営する民宿で2匹を草取り担当&看板ヤギとしてヤギを飼っています。
今のところ、ヤギを増やしたいという希望もありません。
オスとメスを一緒に飼っている以上、一緒にしていれば親子であってもいずれ交配します。
近親交配は、奇形児、未熟児、などのリスクがあり、親子での交配は避けたほうがよいというのが一般的な認識です。
しかも、極端な話、近親交配を一度良しとしてしまうと、これからうちのヤギたちは一生、近親交配で増え続けることとなります。
なので、生殖機能が整う生後3ヶ月頃からは、オスとメスは別々に飼わなければいけません。
しかしうちにはそんな場所を用意する余裕もありません。。
別々にするとなると、放牧場所も気を使わなければいけないし、飼う手間も労力も倍増です。
獣医さんからは、こんなお話も聞きました。
発情期のオスはおしっこを自分の体にかけて、メスにアピールするので、発情期のオスはかなり強烈な匂いを発するようになる。宿で飼うという環境を考えると、そういった面でも去勢をお勧めする、とのことでした。
お勧め理由に挙げられるくらいだから、相当強烈なにおいなんだろうなあ(^^;
成熟したオスヤギの体が黄色っぽい毛色になってるのは、おしっこの色らしい。。ひぃ。。。(*ノωノ)
ヤギの女子へのアピール、強烈だわあ。
男のシンボルを取ってしまうことに、罪悪感もありましたが、メリット、デメリットを天秤にかけて、去勢することに決めました。
そして、今後、ヤギを増やしたくなった時には、ユリルのお相手となるオスヤギさんをお借りする方法があるそうなので、そのときにはそちらにお世話になろうと思います。
以後、去勢の様子です。
手術中の写真があります。人によっては、苦手な方もいると思うので、その場合は、ここで読むのをストップしてくださいね(/ω\)
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いつもお世話になっている獣医さんにきてもらい、手術で睾丸を切除し取り出す方法(観血去勢術)で行いました。
手術前。
お母さんからの激励(笑)
”リンク、がんばるのよ。これを乗り越えたら、お母さんと一緒の小屋でずっと暮らせるのよ。”
”うん、ぼくがんばるね!!”
なんちゃって(笑)
いざ、スタート。
麻酔の注射で、リンクすぐに脱力。
陰嚢に消毒します。
陰嚢切開して、睾丸を露出させる。
睾丸を引っ張り出して、切除。
左右とも取り出したら、切開したところに薬(抗生剤かな?)を注射して終了。切開したところも小さく、縫合はしてませんでした。自然にふさがるみたいですね。
麻酔してから終わるまで15分くらい?短時間ですぐ終わりました。
大きくなってからだと、切徐部位も大きく、体への負担が大きくなるので、適時に、体への負担最小限におさえてやってもらえてよかったです。
獣医さんが麻酔から覚める薬を注射すると、間もなく、、
ぴょこっと立ち上がり、リンク覚醒!
そのまま草のあるほうに直進、何事もなかったかのように草をもぐもぐし始める。
痛がる様子なし。
あまりに、自然に立ち上がって、魔法にかかってそれが解けたかのように、ふつーに動き出したから思わず笑っちゃいました。
術後、近所のお友達も心配そうにお見舞いにきてくれてた(笑)
”大丈夫ー?”
”おう、俺大人の階段一つのぼっちゃったぜ”
リンクお疲れー!!
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