さんさーらとヤギの物語⑦妊娠確定診断
ユリルの妊娠を指摘されてから、ほどなくして、また、ユリルが下痢を再発。
前回の治療から約1か月後のことだった。
あー、また下痢かあ、、。しかもまたドロドロした水様便。
今回は、すぐに獣医さんに連絡。
私:すいません、以前下痢で治療してもらって調子よかったんですが、また、下痢をしていて。。あと、それと、、どうやら妊娠してるようなんです。
獣医さんはじゃあ妊娠鑑定もしましょう、と、すぐにまた時間調整してきてくれた。
下痢も今回は2回目なので、きちんと検査もしましょうということで、便の検査もしてくれた。
のちに、検査の結果、病原体を検出、それに見合った治療がされた。
そして、妊娠のほうは、ヤギの妊娠、どうやって検査するのかと思ったら、ヤギ用の経膣エコーをとりだして、エコーで胎児がいるかの確認を行っていた。
ほう!ヤギ用のエコーがあるのね!
私は、いまは職をはなれているが、助産師でもあり、妊娠出産に関することに関しては興味深々。
人間と同じような医療器具が出てきたことに勝手に興奮(笑)
今となっては、貴重な場面、写真撮らせてもらえばよかったなーとそれが心残り。
ヤギの妊娠鑑定については、宮古獣医科医院のブログに詳しい関連記事があったので、引用させてもらいます。
興味ある方はこちらを読んでみてください→→ヤギの人工授精チャレンジ
エコーにうつる画像から判定すると、やはり妊娠から相当時間がたっていて、かなり胎児は大きくなっているとのこと。
ヤギは、分娩予定日を算出するのが難しく、きちんとした予定日はわからないが、だいたい1か月以内に生まれるのではないか、という見立てだった。
種付けした日が分かればいいのだが、ヤギの場合はほぼわからないとのこと。
種付け日が分かれば、ヤギの妊娠期間は5か月なので、それでだいたい予測がつくそうです。
確かに、人工授精でもなければ、いつ種ついたかなんてわかりようがないよね。
(※参考までに、人間は、最終月経の日から算出します。より正確にだすため、予定日の確定診断は、妊娠初期の胎児の頭殿長(頭からお尻までの長さ)を経膣エコーを使って計って、その大きさに見合った週数をだし、その結果と合わせて確定します。)
ということで、だいたい1か月以内、5月中に生まれるという心づもりをしておこうということになりました。
助産師さんだから大丈夫ですね♪
といわれ、いやいや、ヤギわかんないし (*_*;
不安しかないんですが、、
と思いつつも、久しぶりに出産にかかわれる喜びもかみしめていた。(ヤギだけど)
触診も教えてもらった。
ほら、ここに、かたいの、いるでしょ、これが赤ちゃん。
おなかが下を向いてるから、しっかりめにおなかを押しあげて触らないと、羊水しか触れずわかりにくかったけど、確かに触った!いる、ここに生きてる!新しい命!
この2匹の命をまもりたい。
いざとなれば、獣医さんいるし!一人じゃないし!
まずは、この下痢がまたおさまって、ユリルには体調万全にしてお産に備えてほしい、このときは、そう願ってやまなかった。
☆お世話になっている宮古獣医科医院のブログはこちら☆
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