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さんさーらとヤギの物語②子ヤギがやって来た、名前は、、?

ヤギがうちにくることになった話。

おじさんとの交渉で、オスなら売ってあげるよ、という話になったよと夫から聞いていた。

とりあえず一匹飼ってみて、もし増やしたくなったら、別のヤギ飼いさんのところのメスヤギをもらえるよう紹介してあげると。

おじさんのところのヤギと交配させると近親相姦になり、奇形児が生まれやすくなるからみたい。

とりあえず私もヤギ飼うの初めてだし、何もわからないからすぐに増やすことは考えてなくて、しばらく1匹だけでいいやと思ってた。

そうして、いよいようちに一匹の子ヤギがきた。

はじめ何日かは大変よー、とおじさんから聞いていた通り、群れから離されたヤギは、寂しさからか?ものすごい声で鳴きつづけていた。

仲間が連れていかれてしまった、向かいのヤギたちも同様。お互いに呼び合って、鳴くは鳴くは(´;ω;`)

あまりの鳴き声に、かわいそうでこっちの心が折れそうだった、、、

しかし、何日かで慣れたのか、たまにお互いにメーメー呼び合ってはいるけど、ずっと鳴き続けることはなくなった。

ヤギがうちに来た日に宿に泊まっていたゲストさん親子。

その3歳の娘ちゃんに名前を付けてもらった。

少し恥ずかしそうに小さな声で、教えてくれたその名前、、

『ユリル』

うん、いいね(^^)

ユリルにしよう!

かわいい名前が決まった。

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