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『HJC BELLUS』インプレッション(随時更新予定)
みなさんこんにちは。
サイタマサイクルプロジェクトのコダイラです。
今回は我々サイタマサイクルプロジェクトがサポートを受けるHJCから、新たにリリースされたモデル『BELLUS』のインプレッションとなります。
前回のインプレをチームスポンサーのInterMax様がご覧になって頂いたようで、今回なんと代表の今中大介氏やスタッフさんから直々にお話を頂きました。
本当にありがとうございます。
※前回の記事はこちら
遂に手元に!!
TOJ東京ステージの観戦に行った際、ブースで直接お話を頂いてから楽しみにしていた新型モデル。
InterMax様より自宅に配送して頂き、初めて眺めて抱いたのは『(上位モデルの)IBEX 2.0よりも小ぶり』という印象。
日頃からレース・トレーニング・イベント協力等々、自転車に乗る際は必ず使用している『IBEX 2.0』に慣れきっている分サイズ感を間違えたかな?と錯覚するほど。
実際には両モデルともMサイズをチョイスしていて、サイズ感はほとんど共通。
形状の変化によって印象が全く違いました。
ビジュアル
大型のベンチレーションホール完備で見るからに通気性の高そうなビジュアル。
それでいて丸っこいシルエットが可愛らしく、老若男女問わずフィットしそうですね。
今回お借りしたのはMT GL WHITE(ホワイト)。
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他にどんなカラーがラインナップされているかというと、流石はHJC。
豊富なカラバリで近年のオシャレサイクリストにコミットします。
MT GL BLACK
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MT BROWN NAVY
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MT OLIVE NAVY
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MT GL PINK
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RED BLACK
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定番のRED/BLACKはもちろん、ピンク系やオリーブなどイケてるカラーが勢ぞろい。
『MT』表記のあるモデルはマットカラー。
※価格はいずれも¥25,300-(税込)
※画像はHJC公式HPより引用。
製品各部
重量比較
まずは普段から使用するIBEX 2.0
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公表値220gに対して実測値228g。
お次にBELLUS。
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こちらは公表値245gに対して実測値244g。
流石にこうした大手ブランドで目立った差異はそうみられないものの、いずれも誤差の範囲で品質の安定感を窺い知ることができます。
また手にもって比べた感触では確かにBELLUSの方に若干の重さを感じますが、それはあくまで『フラッグシップモデルと比較して』というお話。
重量のみでスペックは決まらないこのスポーツにおいて、非プロライダーにとって大事なのは様々なバランスでしょう。
インプレ
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まず一番に感じたのは通気性の良さ。
蒸し暑く停車した途端に汗が噴き出すような環境下でしたが、再発進し加速していくと途端に涼しく感じました。
ホールのサイズは指を突っ込んで頭に触れられるほどで、COOLPATHテクノロジーの採用によって熱の篭りに対するスペックは明らかにGood。
形状的にはセミエアロモデルに分類されるようですが、ベンチレーションホールのサイズや数を加味すればオールラウンドに活躍してくれるでしょう。
またゴリゴリの軽量モデルでは決してないものの、全体のバランスをよくまとめたモデルとあって走行中の首振りや重量感に不満はありません。
さらには内部のパッドやテクノロジーにより、同社のIBEX 2.0と比較して『包まれている感』が強く、保護すべき重要なポイントがしっかりとカバーされています。
それもそのはず。
BELLUSはそもそも、内部に配置されたパッドの数が多く更には厚いのです。
こちらがBELLUS。
おでこの部分です。
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お次にIBEX 2.0。
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使用開始から約一年が経過し、パッドが新品ではないものの明らかな厚みの違いが見て取れます。
さらには内部の機構が異なります。
BELLUSにはSLIDという衝撃吸収テクノロジーが採用され、ゲルパッドが配置されています。
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低反発枕のような感触です。
またシェルも新形状ですね。
対してIBEX 2.0にはSLIDは採用されておらず、安全性を確保したうえで軽量性などを向上。
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こちらは非常にシンプル。
当たり前ですが今回のインプレでは落車の衝撃に対する実際の様子をお届けすることはできません。
そもそも私自身が落車経験がなく、どういった衝撃が加わるのかが不明ですが、SLIDに関しては回転衝撃を和らげる機能が備わっているようです。
落車なんてしないに越したことはないですが、もしもに備えることは重要ですね。
何はともあれ、これらの違いが合わさって感触が全く異なってくるのです。
先にも述べましたが、BELLUSが『包まれている感』ならばIBEX 2.0は『被っている感』。
恐らく他社モデルを常用するライダーがBELLUSを使用したならばこれらパッド類の厚みと数からしても野暮ったく感じないですし、その快適性に驚くでしょう。
しかし同社のハイエンドモデルを常用するライダーにとってはなんだか柔らかすぎたり、頭の上に何かが乗っている感触に違和感を覚えるかもしれません。
フィッティングに関してはやはり非常に優秀で、これは同社モデルの神髄でもあります。
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側頭部のアジャスターをいじればかなり被りが変わります。
また後頭部のSELFITも健在。
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後頭部や頭頂部にダイヤルがあるモデルが多い印象ですが、HJCのこうしたモデルには『SELFIT』といういわば自動フィット機構が備わっています。
簡単にフィット感を調整可能ながら確実なフィッティングを可能にし、ズレなどを防止。
安全性向上はもちろん、走行中のストレスを無くしてくれます。
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IBEX 2.0やFURION 2.0は作りこみを見るとレース・サイクリング運用を主眼に置いたハイエンドモデルであると感じましたが、BELLUSはそれらに通勤・通学的な要素をプラスしカバー範囲を広げたような感触でした。
個人的に嬉しいポイント
IBEX 2.0・FURION 2.0のユーザーにとっては少しネックであった、アイウェアの差し込み問題。
ホールドはするものの入れ方や安定感に不安が残っていたのは事実。
しかしBELLUSは実際に差し込んで走行しても安心感抜群。
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実際に装着した様子。
実は公式HPに載っているのもSCICONのアイウェアだったりします。
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※引用元はこちら
位置・ホールド力共に問題なしだったので、ヒルクライムや休憩中にアイウェア外して過ごすライダーに朗報です。
こんな人にオススメ!!
➀コスパの良いモデルをお探しの方
➁カラーリングにこだわりたい方
③安全性を重視したい方
④人と被りにくいモデルをお探しの方
⑤通勤・通学用のヘルメットをお探しの方
⑥これひとつでオールラウンドに使用可能な万能モデルをお探しの方
比較対象
①LAZER GENESIS AF
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参考価格 : ¥28,600-(税込)
着用サイズ : M
特徴的なのはやはり公表値通りの軽量さ。
2年ほど使用しましたが、ベンチレーションホールが大型で、冬場は頭皮が凍りそうなくらいには通気性が高かったです。(笑)
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頭頂部のダイヤルを締めてフィットさせる仕様で、個人的にはフィット感が物足りない感じでした。
②KABUTO AERO-V1
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参考価格 : ¥20,900-(税込)
着用サイズ : S/M
実はIBEX 2.0を取り寄せて頂いている間、手持ちのヘルメットが破損し稼働可能なものが無くなったので約3ヶ月間みっちりと繋ぎとして会社の備品をお借りしていました。
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こちらは後頭部に位置するダイヤルを締める仕様。
少し重く感じたのと、エアロモデルとあって少し蒸れやすい感覚でした。
最後に
ヘルメットの着用が努力義務となり、街中ではすっかりヘルメット姿が当たり前になりつつあります。
こうしたモデルは幅広いユーザーにマッチすること間違いなしですし、既に他社のモデルをお使いの方が乗り換える先としても非常にオススメです。
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HJCのヘルメットをご検討中の方はもちろん、気になっている方も是非お気軽にご相談ください。
使用感等々、生の声をお応えできると思います。
また、今回お話を頂いたチームスポンサーのInterMax様には改めてお礼申し上げます。
お声がけ頂きありがとうございました。
またなんなりとお申しつけ下さい。
ではまた。
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