母校の大学を卒業して思うこと ー人生論⑦ー

こんにちは😀

今回、私が卒業した大学で感じたことをお話しします。

実は、私は同志社大学卒なんです。

以前までは諸事情で「関関同立」とだけ名乗っていましたが、あえて隠す必要はないだろうと思い公開することにしました。

私が高校生のころ、「関関同立に入れば、人生は安泰だ!」と学校の先生から吹き込まれ、皆が必死になって勉強をし、関関同立にチャレンジしました。

当時の高校は今ほどではないが、関関同立を受けるのは「チャレンジャー」だと言えるほどそこまで偏差値の高い学校ではなかったです。

私もチャレンジャーの1人として、関関同立に挑みました。

しかし、結果は惨敗、浪人することにしました。

浪人生活中に本気で行きたいと思える大学・学部を見つけました。それは関西ではなく関東の「立教大・異文化コミュニケーション学部」でした。

そこに向かって一生懸命勉強していました。同じ浪人仲間はいましたが、彼らは「同志社対策コース」に入り、関関同立を目指していました。

そういうわけで、私は1人で「早慶上智コース」に入り、一生懸命に、恋焦がれなから頑張っていました。

しかし、本番の時に自分の力が発揮出来ず、立教大には受からず、たまたま受かった同志社大に入りました。

私の浪人仲間も同志社を受けたが、彼ら全員落ちてしまい、関大に進むことになりました。

そして、同志社大に入って驚いたことがありました。

友達になった人たちほとんどが、「〇〇大落ち」でした。

聞けば、早慶大や神大や阪大やましてや京大を受けた猛者たちが落ちて入った人たちが多かったのが衝撃的でした。

「だから同志社はレベルが高いんだ」と実感しました。

狙って入る大学ではなく、失敗した猛者が受ける大学だと知り、傷を舐め合える人が多かったのを覚えています。

そして、同志社卒の値札をつけて私立高校に就職。そこで転職し、パワハラを受けて、数年経って今に至ります。

今思うことは、「関関同立」というブランドは「将来安泰」というものではない、と確信したことです。

生き方が下手くそなのもありますが、関関同立はその中に入ってみて、一生傷を舐めている人とその傷をしっかり癒して未来に向かって頑張る人がいると感じます。

私は前者で、今はもうほとんど思っていないことですが、当時は「所詮俺は出来ない人間」だと思っていました。自分を育てる努力をしなかった人間でした。

そして、自分が教える側になって、自分を超えていく生徒と対面した時に、自分が頑張って入った大学は彼らにとっては「通過点」にしかすぎなかったことです。

私の宿命でしょうか。私の生徒の多くは当時の私を軽々と超えていきます。

私は「師を超えるのが弟子の仕事」だと考えていますが、私からすれば「簡単に俺を超えやがって・・・w」と彼らの才能に嫉妬してしまうこともあります。

近年、全体的な大学への進学率の上昇と少子化の影響で、「関関同立」という難関大に入る基準値というのは下がっているような気がします。

つまり、受かりやすくなった、そんな気がします。根拠となるデータはありませんが、今のバイト大学生や教室長の仕事の振りを見ていると、「なんかレベルが低いなあ」って感じてしまいます。

社会人を経験していろんな生徒や大人を見てきて思ったのが、「教育現場ってこんなのでいいの?」と。

別に高いレベルの大学に入れることだけが学習をさせる理由ではないと思っています。

また、仕事の姿勢も人それぞれ考え方が違うので、一概には言えません。

でも「なんか上を目指そう!という姿勢が見られないなあ・・・」と感じてしまい、正直がっかりしました。

バイト生もその雰囲気に流されているかのようで、私はその組織にいたいと思えません。

熱量の違いで教室長とぶつかったりして、私の思いがその塾が応えられない感じがしています。

そして昨日、「来年度の契約はほぼないと思っておいて」と言われました。

まあ体調不良や鬱の発症で休みがちになっていたので、いつかは言われることだろうなあ、なんて思っていました。

まあそう言われても私にとってはどうでもよいことで、目の前の生徒の未来をどう築くか、にしか集中していません。

話は逸れましたが、大学生の時にしなかった自己成長を現在努力しています。

そして、いろんな大学の英文を読んで、関関同立の英語を読むと、「これ簡単すぎじゃない?」と思ってしまいます。

当時感じていた困難さを赤子をひねるように解いてしまい、ようやく、自分の殻を破ったことで、もっと早いうちから見えるはずの景色が見えるようになりました。

「ブランド大学に入ること」を目標にしていると、「受かった」ことで満足してしまい、大学にいる時間をどう過ごそうと考えなかった人生の敗者であると思います。

真の勇者はどういう理由であれ「上へ上へと挑戦していく」者だと思います。

自分が社会人になって見えた素晴らしき光景を、今のバイト先が理解してくれないのが正直納得いかず、きっとこういう心から舐めた考えもあって、自分のストレスになって、体調を崩してしまうんだろうなあ、と思います。

早く回復して、こういう場から抜け出して、自分の理想が叶えられるところを1から見つけていきたいです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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