#04_田んぼの野焼きを考える
私の地域では多くの世帯で田んぼを有しています。住宅街ではないため、煙害を訴える住民はいませんが、このご時世一筋縄ではいきませんよねー。
市の広報でもSNSを使ってやんわり呼びかけ。
「家庭ごみを燃やす野焼きは違法行為として禁止されていますが、例外として農業を営むためにやむを得ない焼却は認められています。
一方で、煙とともに灰や臭いが飛散するため、隣接する市街地や住宅団地などでは「窓が開けられない」「洗濯物に臭いがついて困る」など影響が出ています。
やむを得ず野焼きを行う際には、以下の点に十分注意してください。
①周辺の住環境に配慮すること
②消火器具を準備し完全消火するまでその場を離れないなど、火災に十分注意すること」
まず、収穫後に稲わらを焼く理由は、以下の2つだそうです。
稲わらを土にすき込む手間を省くため
稲わらが腐敗して発するガスが、翌年の稲の成長を阻害するため
稲わらを土にすき込むには、機械や人力を用いる必要があり、手間とコストがかかります。一方、わら焼きは、稲わらを燃やすだけで済むため、手間がかかりません。
また、稲わらが腐敗すると、アンモニアや硫化水素などのガスが発生し、これらのガスは、稲の根を傷つけて成長を阻害する可能性があるとのこと。
そのため、稲わらを焼くことで、これらの手間やリスクを省くことができるようです。
近年では、稲わらを土にすき込む方法や、稲わらを肥料や飼料として利用するための方法などが研究されています。これらの方法が普及すれば、わら焼きの必要性は低下していくと考えられるとの事です。
私の地域のように、小さな田んぼばかりならば焼却処理が可能でしょうが、大規模な地域では焼却しているイメージが浮かびません。
幸い私の田んぼについては重機により裁断し、すき込むことができています。機材は借り物ですが。
いろいろ考えて可能な限り続けてみたいと思った農業1年目の秋でした😃
おしまい
数ある記事の中からお読みいただき、ありがとうございました😊
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