自殺における死後の世界(あの世)での幸福について【妄想】。
コロナ禍の昨今、経済的に苦しんでいる方も多く厳しい世の中が続いております。
経済不況が自殺者数を増加させるのは、1920年代の世界恐慌の頃から観察されている事象のようです。
〇「あの世で幸せになりたい」という発想を行う際の留意点について。
当記事は、あの世で幸せになりたいと思い、自殺を行う方の為に、検討・留意しなければいけない点を妄想しました。
宗教については問わない為、地獄・天国という概念については考慮しません。
前提条件:
・ どこかに「あの世」というワールド存在する。
・ 死んだらそのワールドに行ける。
・ ワールドについての詳細は不確定。
上記の(都合の良い)条件を受け入れたうえで
そのワールドに期待して自殺を行う場合に、留意しなければいけない点を挙げさせていただきます。
1.そのワールドが結局この世と同じ資本主義である可能性
結局は別次元の世界であろうと、空間、エネルギー、その他リソースは有限です。
運用については誰かが管理を行っている事が考えられます。
そうなるとそれらリソースの利用については人によって優劣がつきます。
結局のところ資本主義社会と類似する社会形態になっている可能性が高いです。
では、そういったワールドに自殺をしてまで向かうメリットとデメリットを考えてみましょう。
メリット
・再スタート(※1)になる。
デメリット
・あなた同様に今までの死者を受け入れているとすれば、
競争相手が膨大な人数。
・結局、自分より器用に生きた人々と、
資本主義社会で競争を行うことになる。
・すでに大きく後発組であることもあり、
優位に立つのが一段と難しい。
上記を踏まえた場合、先人達に経済活動で対等に渡り合わなければ幸せにはなれそうにありません。
あの世に行く前に備えていかなければいけないことがたくさんあり
備えなければ、むしろこの世よりシビアな可能性もあります。
2.再々スタートはないかもしれない
メリットに記載した再スタート(※1)について
・この世 ⇒ あの世
この再スタートは切れたとしても
・あの世 ⇒ ?
この再々スタートが切れる確証がありません。
もちろんこれは無いと思って動いたほうがよいでしょう。
切り札は1回きりです。使いどころは慎重に検討しなければいけません。
3.それではどうするか?
・わざわざあの世に行くのであれば、強みとなる発想や思想を持ってから
向かわなければ意味がない。
・その強みが通用するかどうかはこの世で試したほうがよい。
結局こういった話になるのではないでしょうか。