郊外と田舎の中間に住むメリット
先に私のプロフィールを記載しておきます。家族構成など違うとメリットも変わると思いますので。
家族構成：奥さん、息子（生後9ヶ月）、私の3人家族
車：2台
仕事：プログラマー、フルリモート勤務
年収：600万円以上
最初に
郊外と田舎の間（交通機関があり、都内まで行ける駅がある）の戸建てに住み始めて1年以上経過しました。
家を購入したのは奥さんの地元で、都内まで2時間ほどです。少し車を走らせれば田んぼ道、とはいえショッピングモールも近郊にある地域です。
住み始めた時はローン、引越し費用、奥さんの妊娠と落ち着かない日々で、都内より不便だなという印象しかありませんでした。
生活にある程度の余裕が出て、メリットデメリットが明確になってきたので今回はメリットを書きます。
（デメリットは別記事で書きます。）
なお、フルリモート勤務ゆえに住める地域であり、都内に出社前提では通勤で心身がやられると思います。（私の通勤時間は往復4時間）
フルリモート勤務、もしくは郊外から田舎にかけての会社に勤めている人に参考になれば幸いです。
今まで住んだことのある地域
1人暮らしか同棲で住んだことのある地域です。
東京都調布市
住んだ理由: 大学生活
住んだ感想:
新宿までとてもアクセスがいい。
開発が進み、また京王線のアクセスの良さで休日の娯楽に困らない。
多摩川が近く、サイクリングやランニング趣味におすすめ
渋谷区富ヶ谷
住んだ理由: 会社に近かった
住んだ感想:
家賃が高い
渋谷駅まで徒歩圏内。小田急線を使えば新宿まで1本
閑静な住宅街で、騒音の「そ」の字もなかった
板橋区小茂根
住んだ理由: 転職先の会社に近かった
住んだ感想:
副都心線と有楽町線による都内全域へのアクセスの良さ
娯楽の選択肢は電車前提
自転車で行ける範囲にグルメや遊び場がある
環七近くの騒音と、隣人の騒音がすごかった
神奈川県海老名市（ごく短期間）
住んだ理由: 奥さんの元勤務先の指定アパート
住んだ感想:
海老名駅の便利さがすごい、各方面への交通も整備されている
都心のターミナル駅さながらにショッピング施設が充実している
海老名SAが有名（個人的には駅の方がすごい）
駅にはロピアが、隣の座間市にはコストコがあり、お買い物の選択肢が広い
神奈川県相模原市中央区
住んだ理由: 奥さんの元勤務先に近かった
住んだ感想:
リニアが開通予定の橋本駅と相模大野駅以外はやや利便性に欠ける
ほとんど車社会
橋本駅と相模大野駅から海老名駅にアクセスできるので、駅の近隣だと比較的住みやすい（と思う）
自然も多く、先述の海老名のメリットも享受できるので、個人的に好きな都市
メリット
先述の住んだ地域と比較して、郊外と田舎の中間のメリットを上げていきます。
家に関わる費用が安い
都内やベッドタウンと比べて購入費用が1千万単位で安く、ローンだと月々の返済額が10万円以下になります。
お値段そのまま、数台は停められる駐車場と庭がついてくるのもありがたいです。
自治体によっては移住による多額の助成金を出しており、遠方への引越しでも費用を抑えられる
新幹線の駅がある自治体だと新幹線の定期代サポートといった面白い助成金もある
野菜が安い&うまい
住む地域の特産品に限らず、野菜全般が安いです。
今年はキャベツの高騰がニュースになっていますが、近所の農産物直売所では安定して1玉150~300円（大きさによる）で購入できます。
美味しい食材が安価に購入できる
個人経営のお店がちらほらあり、野菜が主役の料理が楽しめる
旬の野菜を主役にしたキッチンカーなどのイベントがあり、食には飽きない
育児がしやすい
息子の誕生をきっかけに育児のしやすさを実感する機会が多いです。
医療費や保育園のサポートが手厚い
スーパーや市役所が縦ではなく横に広いので、子連れでの移動が大変楽
ドンキホーテは1階建か2階建ですし、ショッピングモールは3階まで
ベビーカーでの移動が楽で、エレベータでの移動が減り、時間いっぱいお店を見て回ることができる
家での育児の騒音が気になりにくい
ショッピングモールは道も広くベビールームも綺麗で、子供がいてもショッピングを楽しめます。
息子が成長した時に少し走った程度では見失わないと思いますし、遊び場もあるので退屈とは無縁だろうなと今から想像しています。
郊外であればあるほど、フードコートの席が増え、子連れ用のスペースも広いように感じます。
息子を連れて何度か都内のターミナル駅近くの百貨店に行きました。ベビーカーでも大変で楽しめなかったのを覚えています。人の多さ、道の両脇にある店舗で歩くのも一苦労で、フードコートは席を取れずに諦めたことがあります。
住居の観点では、戸建てだと隣人宅との間にそれなりのスペースがあり、赤ちゃんが爆音で泣いていても気にならないです（泣いてるな〜程度）。
戸建てを購入する世帯自体が子育て世帯ということもあり、お互い様の精神で過ごせるのも1つのメリットです。
コストコがある
コストコのほとんどが郊外にあります。物価高やスーパーの努力もあり、全てが格安ではありませんが、農産物直売所で購入する野菜以外の食料品をコストコで買い揃えることが多いです。私の感想として
食材は値段以上の美味しさでコスパが非常に良い
オイコスヨーグルトやポテトチップス、息子のオムツもセールで安価に購入できる
ガソリンと灯油が安く、近隣のガソリンスタンドよりも10円ほど安い
車があるからこそ行ける場所なので、車が無くても生活できる地域だとなかなかメリットを享受しにくいのかなと思います。
お出掛け先の選択肢が多い
日常生活で車を使うということは行動範囲も広がるということで、都内に住んでいた時よりもお出掛け先の選択肢の幅が広がりました。
片道100kmまでなら日帰りで行けるので、隣の県の観光地やショッピングモールも選択肢に入ります。関東の郊外からだと、秩父、大洗、伊豆、御殿場アウトレット、軽井沢あたりが選択肢でしょうか。
都内に住んでいた時は交通費を見てやめることもあったので、車があると遠方の選択肢が出て非常に楽しいです。（将来、息子を連れてフォレストアドベンチャーやキャンプもしたいです）
配達が時間通りに来る
配達件数が少ないのか、たまたま配達ルートの良い位置なのか理由は不明ですが、時間通りに配達が来ます。どの配達会社でもです。
私の経験上、都内の宅配ボックスのない賃貸では虚無の時間が発生しがちです。翌日必要なものを待っていた時に「本日中に配達できなくなり明日になります。」とメッセージが来た時は、営業所まで自転車を走らせ取りに行きました。
郊外と田舎の中間地点だと、人口の問題か道路が渋滞しづらいからか、先述の理由なのか、配達時間の指定通りに来るので1日の予定を立てやすく助かっています。
まとめ
私が住んでいるのは総額3000万円未満で3台分の駐車場と庭がつき、4LDKの戸建てです。ローンの毎月の返済額は7万円台です。
今まで住んだ地域は月8~9万円で、現在とは異なり買い物も近所のスーパーが中心でした。
都内に住むメリットも多くあると思いますし、、もし今でも1人暮らしだったなら都内の駅近を選んでいたと思います。
家族がいる現在だと、都内よりも郊外と田舎の中間地域に住んで良かったです。
いつか息子が巣立ち、享受できるメリットが減ったあかつきには、より都内の方へと引越すこともあるかなと思います。