美容講師になるのに資格は必要!?
結論から言うと、美容講師になるのに資格は入りませんが、活動の幅を広げたいならあった方が良いです。
(ここで言う美容講師とは、一般の人に美容の知識・スキンケアの方法・メイクの方法などを教える人のことを指します。)
どの資格に対しても言えることですが、資格をとったからと言って仕事に即つながるわけではありません。
資格で講師スキルが身につくわけではないし、講師としての経験が増えるわけでもありません。
練習して、場数を踏んで、初めてスキルは身に付きます。
その「場数を踏む」ということは、何も資格を取らなくてもできます。
例えば地域のママ友に簡単なメイクレッスンやスキンケアレッスンをすることなどは、資格をとらなくてもその気になれば十分できることです。
今の自分にできることをやった上で、それでも資格が必要と感じるなら取得されると良いと思います。
私が資格を取ってよかったと思う点は次の3点です。
①権威性が上がる
私は日本化粧品検定の認定講師の資格を持っていますが、その資格をとる前から企業で10年以上美容講師としての仕事はしていました。
ただ、いくらスキルと経験があっても、オンラインで私のことを全く知らない人に美容のプロとして認識してもらうためには、それを証明するものが必要でした。
その際に、「化粧品メーカーで10年の美容インストラクターとしての経験があります」と言っても、正直権威性に欠けます。
やはり一般の方でも知っている資格は持っていると強いと思います。
②単価を上げやすい
今私は主にストアカで集客していますが、1講座あたりの単価の相場が2,000円程の講座が連なる中、私の講座の平均価格は7,000円です。
これは一般的な美容講座ではなかなか設定できない金額だと思います。
有名なインスタグラマーや美容家でもなく、フォロワーも大していない完全な一般人の私がこの金額を設定できるのは、他ならぬ協会のおかげです。
③協会のサポートがある
日本化粧品検定は、協会の集客サポートや、インストラクター向けの研修会がかなり充実しています。
協会の縛りもあまり無いので、活動しやすいです。
協会によっては縛りが厳しかったり、講座開催ごとに協会に支払いが発生したりするところもあるようなので、その辺りは事前にチェックしておかれることをおすすめします。
そして、何かひとつ資格を持つならおすすめはやはり化粧品検定です。
私自身はエステやメイクの資格も持っていますが、一般の人に周知されているのは圧倒的に化粧品検定だと感じます。
日本化粧品検定協会はいまや述べ100万人以上の受験者を持ち、文部科学省の後援にもなっている協会です。
コスメコンシェルジュの上位資格であるコスメコンシェルジュインストラクターまでとると、検定対策講座も開催できるようになり、活動の幅も1講座あたりの単価もアップしやすいと思います。
協会や○○認定講師にネガティブなイメージを持たれる方も多いとは思いますが、起業や副業初心者の方は資格はあった方が活動しやすいのは確かです。
ゆくゆくは私も協会の名前を借りずに自分からの名前で活動したいとは思っていますが、今は経験を積むためにも逆に協会を利用させてもらっています。
どなたかの参考になると幸いです(^ ^)