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小さなお店が増えると街が元気になる

看板を製作するようになって3年ほど経ちました

3年で製作させて頂いた看板はおよそ300件。
そのお客様のほとんどが小さな個人店です。

看板を依頼して下さるお客さんは、小規模なお店や会社が多いです。
店主一人で全てを切り盛りしている小さなお菓子屋さんや、スタッフ数人のアットホームなサロン。夫婦2人で営んでいるレストラン。

常に店主や働く人の気配が部屋の隅々まできちんと行き渡っている。そんなお店ばかり。
どのお店も個性的で、SNSを覗くのはとても楽しいです。

大きなお店やチェーン店はコストパフォーマンスは良いですが、その規模の前に人の気配や息遣いは、かき消されてしまいます。
それが必ずしも悪では無いと思います。
ただ小さなお店にたくさんのお客さんが集まるのをみていると、消費者自身がお店に人の気配や息遣いを求めるようになってきているのでは無いかとも感じます。

日用品はAmazonや楽天を利用するけど、午後のひとときに愉しむコーヒーは行きつけの焙煎所で購入したり、大切な人への手土産は百貨店のお菓子ではなくて、街の小さな洋菓子店で買う。
そんなイメージです。

小さなこだわりの詰まった個人店が街に増えると、街が元気になるんじゃないかと思っています。
お金や人の流れが地元経済で循環し、お店を介して人と人とがゆるやかにつながっていく。

店主の気配の感じられるお店づくりのお手伝いができたら嬉しい。
そんなことを考えながら看板作りをしています。

いつもお読み頂きありがとうございます!