個人事業主の休み方と親になって思うこと。(7/100回)
個人事業主にON/OFFは無い。
僕にはこの切り替えが全くできない。
この記事を書いている今日も日曜だけど常に仕事のことは頭にあるし、急ぎであればお客さんと打ち合わせだってする。
日曜くらいは連絡を返さない、電話に出ないという方法もあるけれど「この電話が大切な仕事だったら」とか「何か不具合があって困っているのか」と考えてしまいついつい対応してしまう。
サニーサイドスタジオがもっと成熟して、僕がいなくても事業が回るようになればオフの時間を持てるかもしれないけど、まだまだよちよち歩きの事業を放ってはおけない。何も考えず遊びに行くことはまだまだできない。
小さな子供を持つ親の気持ちに似ているかもしれない。
生まれたばかりの赤ん坊は常に世話がいるし、1人で歩けるようになってからもちょっと目を離すと突拍子も無い行動をする。
ただ成長するにしたがって、親の手からは離れていくし、成人した子を心配はしても、実際に世話を焼くことは減るものだ。
事業と子育てには似ている部分があると思う。
だからいつか1人でずんずん歩いていける日が来るまでは、しっかり面倒を見たい。
僕は子どもの頃は手のかかる子だったので、親もさぞ大変だっただろうと思い聞いてみたことがある。
「ん〜。大変やったかなー?」とあっけらかんとした返事が返ってくる。
過ぎたことは美化されるのか、うちの親の忍耐力が凄まじいのかはわからないけど、子供の成長は全てを忘れさせてくれる不思議な力があるのだと思う。
事業が不安定な時は生きた心地がしなかったし、今でも月末の支払いが迫るとハラハラする。
いつかサニーサイドスタジオが成熟すれば、「それもよき思い出」と振り返ることができるのかもしれないけど、今はそんな余裕は無い。
それまでは目を離さず成長を見守りたいし、いつまでも世話を焼きたいと思っている。
オフになれる日はまだまだ遠い。
サニーサイドスタジオは今年で7年目になる。
小学生になった娘も今年で7歳なので、つい子供の成長と重ねてしまう。
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