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アイアン家具屋の自己紹介その2〜子供の頃から〜

自分がどんな人間で、どう考えてサニーサイドスタジオをしているのかというnote。

子供の頃から集団行動や学校が苦手だった僕は、幼少の頃から一人で遊ぶ事が多く、自分から友達を作ろうとしませんでした。

心配した母親が兄に言いつけ友達と遊びに行く際は一緒に連れて行くよう言っていたようですが、心の中では一人で遊びたいなーと思っていました。

子供の頃は工作が好きで家のポストに入っていた広告や段ボールでロボットやおもちゃの武器を作って遊んでいました。

こう書くと「昔から職人気質だったんですね!だから家具職人になったんですね!」と言われるのですがそういう訳では無く、誰にも邪魔されない自分だけの世界に入りたかったのだと思います。
その方法が工作だった訳です。

一つの事に没頭する性格に加えて、たまたま手先が器用だった事もあり、ものづくりに熱中するようになりました。

それがまさか自分の仕事になるとは思っていませんでしたが…。

アイアン家具屋をはじめたのも「家具が好きすぎて」とか、格好いいブランドを立ち上げて有名になりたいといった動機ではありません。

自分のスキルや性格、またそれらを使って解決できる事ってなんだろうと考えたところ、コンセプト(アイアン製品をオーダーで作れる、立ち寄りやすい明るい鉄工所)が閃き、お客さんのニーズに一番寄り添った物(アイアン家具)を作りはじめました

そして何より自分が最も没頭できるからこそ仕事になったのだと思います。
自分が得意な事で人の役に立てる。この感覚がとても好きです。

なのでこの仕事は「好き」という気持ちだけでしている訳ではありません。
好きなだけならそれはただの「趣味」でも良いと思います。
好きという感情だけで仕事をすると経営上の判断が甘くなり、ひいては経営が立ち行かなくなってしまう。

事業をするからには情熱はもちろんですが一歩引いて冷静に考えることも大切なんだと思います。
それがお客様にとってより良いサービスにつながっていく。そう信じています。

子供の頃と変わらず今でも一人で行動するのが好きですし、集団行動は今でも苦手です。みんながやっているからという集団心理に馴染めず変わり者のように見られますが、作るものは奇抜なものではありません。

お客様の要望や好みのデザインや世界観を作り手として金属で形にする。
そんな当たり前の事を自分なりに一生懸命している工房です。

個人で営業しているので、まだまだ至らない事が多いですが、少しづつ良いサービスが出来るよう改善をしています。

その3へつづきます。


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サニーサイドスタジオ 高嶋洋和
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