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季節に合わせて生きてみる(82/100回)

この数日で一気に涼しくなった。

今も2階の部屋で記事を書いているけど、窓を閉めていてもひんやりしている。
つい数日前まで汗をかきながらキーボードを叩いていたのが嘘みたいだ。


気がつけば10月。

週末になると各地でイベントも開催されていて、どこも賑わっている。
うちも以前は頻繁にイベントに出していたのでこの時期になると、懐かしい気持ちになる。
工房にこもって作業をしている身としては、年に数回のイベントは外の世界と繋がれる良い機会だ。

僕も家族も暑いのが苦手なので、夏になると極端に家から出なくなってしまう。
その反動もあって涼しくなった途端にどこに行こうかとソワソワする。


季節の変わり目は良い。

暑さが和らぐと少し寂しい気持ちになる。
それと同時にこれから何をしようかとワクワクしてくる。
これから寒くなれば、身が引き締まる思いがするし、冬を越えれば生命力が湧いてくるような清々しい気持ちになる。

自分で自分の気持ちをコントロールしたり切り替えることは難しいけど、気候の変化に敏感であれば、季節の変わり目が新しいことをはじめるきっかけになってくれる。

正月に今年の目標を決めるけど、年始の仕事が始まればあっという間に忘れてしまうのであまり当てにしない。

それよりも季節ごとに目標や希望を考えると、少なくとも年に4回もあるのでとてもお得なんじゃないかと考えている。

自分のやりたいことや行きたい場所と気候をリンクさせておけば、「寒くなる前にあれをしておこう」とか、「冬の間に雪の積もったあの温泉郷に行く」と決めておけば「今年は飛躍の年にする」というぼやっとした目標よりも実行しやすいんじゃないかと思う。

季節は毎年巡ってくるけど自分のペースに合わせてはくれない。
気候に追い立てられて、のそのそと動くくらいがちょうど良いと思う。

いつもお読み頂きありがとうございます!