カフェへの第一歩の前の私のお話。

私がお菓子作りに目覚めたのは
小学3年生の頃。

今のようにネットもスマホもない時代、きっと小難しい先生方が編集したに違いない(笑)
お堅いお堅いレシピ本に載っていたお菓子たちに
私は憧れを抱いてしまいました。

そう、まるで恋でもするかのように
その魅惑的なお菓子を作りたい、食べたい。

初めて作ったのは
ど、定番の
マドレーヌ。

実家の小さな小さなオーブントースター(笑)の窓をずーっと覗き込みながら

幼い私はワクワクしながら焼き上がりを待ちました♪

そして熱々のマドレーヌ、まだまだ冷めてもないのに
母と一緒に食べた時の感動は今でも忘れません。

卵とバターとお砂糖の
焼けていく甘ーい香り。

小学生の私が初めて作る生地は粗めではあったと思いますが
心の底から幸せな気持ちになったのをよく覚えています…

その後今に至るまで数十年も
お菓子作りにハマっていく私の基礎がその時確立したのでした笑

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