見出し画像

【KL母子留学】夏休み中の英語学習について

2024年4月からクアラルンプールに母子留学中のSunnyです。

夏休みがあけて既に数週間経っていますが(更新頻度がなかなか上がらず)、今年はマレーシアで3週間、東京で1週間のサマースクールに初めて通ったので、スクール詳細や参加してみた感想を書き留めておこうと思います。

マレーシアのサマースクール

夏休み前半は、現在通っている学校のサマースクールに3週間参加しました。
英語をブラッシュアップしたい生徒向けのプログラムだった為、英語が堪能な子は参加しておらず、娘と息子のクラスには、中国本土から短期で来ている中国人の子供たち数名と在校生の日本人が1人ずついました。

日本人同士だと日本語で話すし、中国人の生徒とは、お互い会話を交わせるほど英語力が伴っていなかったので、クラス外で話すことはほぼなかったもよう。英語を話す機会が対先生のみだったのは期待外れでしたが、普段の激ムズ授業とは違い、入門レベルに戻ったことで「これならわかる」と自信をつけさせてあげられた点は良かったです。

行き渋りをしょっちゅう発動させる息子ですが、サマースクールの担任はKindergartenを受けもっていた優しい先生で、クラスメイト4人の中で自分が一番できると勘違いすることにも成功し、サマースクール中は校門前で足止めせずクラスに向かっていました。

低学年クラスのプリント一部

息子がいた低学年クラスでは、毎日新しい単語を習い、定期的にスペリングテストがあって、より実用的だった印象。

3〜4年生クラスのプリント一部

3〜4年生クラスでは、お絵描きや切り貼りする時間が毎日あったようで、持って帰ってくるプリントを見る限り、YEAR1の弟が通常クラスで取り組んでいたような易しい内容ばかり。普段から後ろ向き発言が多めな娘ではありますが「今日も知っている内容しかやらなかった」「先生がどこか行ってたから絵を描いてた」やら、うーん?と思うところもあり、もう少しアカデミックな内容をやって欲しかったのが正直な感想。ただ、英語の基礎をすっ飛ばして通常授業を受けていたので、ベーシックレベルに立ち返り、少人数のリラックスした雰囲気の中で「クラスで発言する」という練習ができたのは良かったです。

3週間のサマースクール費用

在学先で開催していたサマースクール費用は、平日9時〜13時の4時間コースで週RM1000でした。3週間以上参加する場合、外部生はRM800、在校生はRM700のディスカウントがあり、2人目以降は更に5%割引があったので我が家の支払い額は以下の通り。

《サマースクール費用内訳》
 娘:RM700x3週間=RM2100
息子:RM700x3週間x2人目割引5%=RM1995
→ 2人で総額RM4095

施設の整っている老舗インターナショナルスクールなどでもサマースクールを開催していますが、そういった有名校やマンモス校は、ググッと学費が上がります。先生によって充実具合がまちまちではなく、そこはしっかりカリキュラムが組まれているのか気になるところ。

東京YMCAのサマースクール

マレーシアのサマースクールが終わった日に一時帰国し、翌週からYMCA東陽町で開催していたサマースクールに1週間参加しました。

マレーシアのサマーキャンプとは異なり、こちらは参加者(ほぼ日本人)もスタッフ(年齢も国籍もさまざま)も大勢いて、賑やかな雰囲気に我が家のビビリボーイは3日目くらいまで毎朝圧倒されていました。

遊びながら英語に触れることを目的に毎日違うプログラムが組まれ、先生方が英語を話している環境下で工作、実験、体を動かす活動などに取り組んでいました。

毎日クラスの様子を写真で配布。

1週間のサマースクール費用

平日9時30分〜15時の5時間半、お弁当つきで1人63,800円だったので、2人分で127,600円。

1日の授業時間はマレーシアのサマースクールより長かったとはいえ、3週間分のサマースクール代と大体同額。教育や経験はプライスレスとはいえ「ここまでする必要ないか?」と一瞬自問タイムに入りましたが、2人の担任から「休み中にしっかり英語勉強を頑張っておいてね」と強くエールを送られ、1ヶ月近く日本で英語から遠ざかった生活を送れば、新学期に大変な思いをするのは子供たち。そして、1週間だけでも長時間預かっていただける場所を確保して一人時間が欲しかったので(むしろこれが一番の理由)、納得の上でお振込。

自宅から通える範囲でサマースクールを探すと、YMCA東陽町と授業時間はさほど変わらないのに更に授業料が高いところばかりだったので、都内のサマースクールに通う場合は、これぐらいかかるんだなと学習しました。

改めて4週間分のサマースクール代をRM1=34円で換算すると総額266,830円。年間授業料とは別に、長期休みには何だかんだ英語環境を維持する費用がかかってきます。去年まで英語学習とは無縁で、休み中までどこかに通って勉強させるなんて思ってもみませんでしたが、公園に行けば満足する年齢ではなくなってきているので、今度は冬休みをどうするか、考えあぐねています。

2つのサマースクールに参加した感想

本来は夏休み中なので、預かり目的を兼ねたゆるい内容で英語学習を継続できれば良しであったものの、マレーシアのサマースクールも都内のサマースクールもリピートするかといったら否。来年は全然違ったプログラム内容であっても、高学年に差しかかる娘には物足りなくなり、姉が通わずして弟が1人で通ってくれることはなさそうなので(姉を残して、1人だけ送迎するのも面倒)次回の長期休みは別の策を練ろうと思った次第です。

とはいえ、学校のサマースクールや都内のサマースクールがどんな感じなのか興味があったし、1ヶ月半ある夏休みの間、朝から「遊ぼう〜遊んで〜」と起こされ、一日中ベイブレードがガンガン鳴り響き、数十分おきに姉弟喧嘩を聞かされるのは耐えられません。午前中から「動画見ていい?iPadしていい?」と何度もせがまれ、断るたびにギャースカされると母業続行不可になるので、ブツクサ言いながらもサマースクールに通い、英語学習を継続してくれたのは本当にありがたかったです。

1ヶ月の通学を経て、劇的に英語力が伸びた訳ではありませんが、英語を聞き続け、口を動かし、新しい単語を覚えるトレーニングを続けた甲斐あって、英語に対する抵抗感が薄れ、姉弟同士でスペリングテストをしあっていたりと地道に何歩も進んでいることに感心しました。

数ヶ月で習得できたら誰も苦労しないし、語学学習は終わりがないので、これからも地道に着実に。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?