不妊治療がうまくいくために大事なこと
5年間の治療の末、妊娠、出産
不妊治療中の方はじめまして。
私は26歳からの5年間不妊治療をしていました。
タイミング→人工受精→体外受精とステップを踏んで、
採卵2回目、その時の受精卵が無事に着床し、健康に生まれてくれました。
その間、病院も何度か変えました。
病院が変わると、薬も変わります。
同じ病院でも、「次はこうしてみよう」と薬を変えたり使わないこともあります。
受精卵を戻す前、内膜を厚くする薬を飲みましょうと提案されていました。
でも、前にその薬を使った時、普段より内膜が薄くてあまり状態が良くなかったのを記録していたんです。
治療期間が長かったのと、あとは私の性格によるものですが、
「何をしたらどうなった」と、診察で聞いたことを記録をしていました。
それで、「内膜を厚くする薬を使わなくても良いか」と先生に聞いて、
使わずにいくことになりました。
そして、十分な厚さになってくれて無事着床。
もちろん、受精卵の状態の良さ、私の体のホルモンの状態、そしてご縁。
要因はひとつではありません。
でも、やっぱり自分の体のこと。
先生に任せきりではなく、自分の状態を把握していくことが大事なんじゃないかと思ったんです。
不妊治療は、生理がきてしまったら振り出し、妊娠したらまずは最初の目標クリアというように見えてしまうシビアな世界。
でも、より妊娠しやすい状態に近づけていくことが「治療」なんだと思います。
決して「振り出し」ではない。
ひとつひとつ、良い方向に向かっていると、治療中の方の励みになればと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?