ELVIN JONESの伝統的ドラミング5選
ELVIN JONESは最高!
何が最高かって
深く、それまでの伝統を継承した上での
独自なドラミングであることが、最高!!
エルビンの功罪があるとすれは、
エルビンが愛して受け継いだ、それまでの
ジャズドラミングの美学が時代遅れのものになってしまったこと。。
そんなエルビンの伝統愛溢れるオーソドックスなドラミングが聴ける音源を紹介。
お楽しみ下さい!
①EARL HINESとの親子くらい歳の離れたセッション!エルビン、余計な手数ゼロでスイングしまくりです。
②4ドラマーとの競演!
全員ひたすらルーディメンタルで、よくあるドシャメシャ叩きまくるドラム大会とは全く次元の違う世界!
エルビンもオーソドックス
③ペッパーアダムスの名盤!
エルビンのマーチドラミングから始まる熱いライブ録音
④大森明altosax meetsエルビン
大森さんご自身から訊いた話では、エルビンはオーソドックスなbopのレコーディングを嬉しそうに演奏していたとのこと。エルビンのルーツを理解してらした大森師匠に脱帽。
⑤Barry Harris PREMINADO
デトロイトのジャズシーンの後輩、バリーハリスのレコーディングでの起用。躍動感あふれるドラミングがBEBOPのピアノトリオにもフィットするのは、エルビンが伝統を理解している所以。
インタビューでも、自分自身を伝統に則っあドラマーであると自負し、安易なテクニックのみで音楽的なルーツの薄いフリージャズドラマー達を批判していた。
そして、若いドラマーにアドバイスを求められたとき、こう言い放ったという
『まずはロールを5分間キープできるように練習しなさい、まあ2年はかかるだろうよ...!!』
エルビンは2007年に亡くなっているから
最晩年の演奏を観に行こうと思えば、新宿ピットインに行けたかもしれないが、
逃してしまったのが悔やまれる。。
不出世の神ドラマー、エルビンジョーンズは
永遠である。