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悲しい知らせ

世界にとって大切な人がいなくなりました。


誰もが羨む人だと思っていたけど、実際みんなが愛していたと思う。会ったこともない私も好きでした。

でも本人はそうではなかった。
のかもしれない。もう本人にしかわからない。
いや、本人にもわからなくなっていたのかもしれない。

今まで何度も乗り越えてきたのかもしれないし、思い立った瞬間、だったのかもしれない。

同じように弟を亡くして15年。
若い人たちのこの選択を本当に悲しく思う。

私に何か出来ることはないのか。

この選択はいけないことだとわかっている。
みんなわかっているはずなのに、実行してしまうしかない辛さを、環境を、社会を、ふっと実行してしまうその一瞬を、変えられることはないのか。


私に出来ること。
ずっと考えている。

我が子を愛を持って見守り、自分も他人も傷つけない子に育てる。

自分が出来る好きな仕事をやり、誰かを笑顔にする。

自分と周りの人たちを幸せにしていくしかない。
そしてそれがいつか世界中に広がっていってほしい。

影響力も発信力も行動力もないただの主婦が地道にやれることをやっていくしかない。
ただひたすらに。ケンカしたり、弱音を吐きながら。

残された方は、出会ったことのない私でさえ、悲しみの中にいるので関わったことのある方はもっと悲しみの底にいるのでしょう。
実際、私もそうでした。
追いかけようと何度も思いました。

でも絶対、長生きしましょう。
そしてずっと忘れずに伝えていきましょう。
覚えているあなたが生きている限り、実際に会えないとしても存在は生き続けていけると信じて。

私は弟の為に生き続けています。
絶対、長生きします。
たくさんのことに挑戦して経験して、お土産話を持って、『あの時は大変だったよ』といつかまた会えた時にたくさん話しをするために。

どうか安らかにいてくれることをお祈りしています。

そして世界中の人たちが、今、辛くても、いつか幸せを感じられる日がくると信じて、幸せになりますように。

苦しい気持ちのままで亡くならないで。

苦しみもずっとは続かない。
自分なりの幸せでいい。
苦しみを乗り越えて、幸せだと思いながら人生を終えよう。

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