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人生の正午

『人生の正午』という言葉をご存じですか?
これは心理学者のユングが
40歳という年齢を形容した言葉です。

ユングは人の人生を太陽の動きになぞらえ、
生まれた時を「日の出」ととらえ、
少年期・成人期を過ぎた後
40歳で「人生の正午」となり
中年期・老年期を過ごして「日没」(死)を迎える、と
とらえたものです。

『人生の正午より後には、午前中影だったところにも光が当たる。
午前の昇る太陽の勢いはすさまじいが、
陰になってしまっていたものがある。
それらをしっかり”統合”していくことが、
人生の正午以降の課題である。
ゆえに、深い意味での「真の個性化」は
40歳以降に始まる』
とユングは言っています。

ユングの時代よりも今は寿命も延びているので
今の「人生の正午」は50歳ぐらいだと言われています。

”ゆらぎ世代”の私たちはまさに「人生の正午」。

今まで生きてきた中で光が当たらなかったものが
これからは光が当たってくるのです。

子育てで忙しかった人は
子供も成長し、自分自身に目を向けるころですね。

子供がいなくても、
がむしゃらに仕事をしてきた中で
ふと自分の行く末を考え出す時期でもあります。

「人生の正午」を迎えたあなたは、
これからの人生は
どんな自分を想像しますか?
そして
その後半の人生をよりよく生きるために
今何をすべきか、考えていますか?

自分自身の
「真の個性化」を実現するために、
若いころとはまた違った
豊かな人生を送るために…

これからの人生をワクワクしながら楽しみたいと私は思っています。

あなたはどうですか?

※”ゆらぎ世代”=更年期を迎えた世代(特に女性)


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