子供を失ってー寿命ってなんだろう
2009年5月
時々考えること。
私は息子が亡くなってから
育てていた私がなぜ助けてあげることができなかったと
ずっと思っていた。
どうにかして助けられなかったのか。
いまでもそれは責任として思い続けているし、
これからもずっとたぶん思い続けると思う。
葬儀が終わって火葬場にみんなが行って
祖母と私は留守番をしていた。
私はとても行ける状況ではなかった。
私は祖母に私何かしたのかな?
亡くなったことには何か意味があるの?
って泣きながら聞いたら
おばあちゃんもショックで疲れていただろうに
それは寿命だったんだよって泣きながら言われた。
そのときはそんなことないよ。
だって私がいくらでも助けられる手段が
あったと思ったから。
祖母は結構前になるけど
2度ちょっと命の危険があって入院して
家族が病院にかけつけたことがある。
でも、それを乗り越えて今でもすごく元気。
最近まで入院していたのにまだまだ
外出もできるくらいに回復。
祖母が教えてくれた。
私の父は生まれるときかなりの早産で病気があって命が危なかったけど、今は普通にそんなことなかったかのように元気。
だから、ひとには寿命があるんだって。
息子は1歳2か月という寿命だったんだよと言った。
いまは少しその気持ちがわかるようになった。
息子のように突然に亡くなってしまうひともいれば
父のように助かるひともいる。
その違いは受け入れることは難しい。。。
でも、祖母は私が話すと一緒にないてくれたから
子どもを亡くしたことはないけど、似たような母として
覚悟をした経験があるからなのかもしれないと感じていました。