【朗悲報】ネイルサロンで爪をぼこぼこにされたおかげでとある事実が判明
おはようございます。
今年の4月と5月に人生で始めてネイルサロンに行ってみました。タイトルからもお察しの通り、見事に爪をぼこぼこにされて帰ってきました。
私はそのネイルサロン以外のサロンに行ったことがないので、普通が分かりません。なのでもしかしたらもともとの自分の爪の質が悪いのかもしれません。でも今、爪の白い部分がすけるほど薄いので、あきらかにおかしいと考えています。
詳細をお話しすると、そのネイルサロンにはジェルネイルをしてもらったわけでもスカルプをしてもらったわけでもないです。ただただネイルケアをしてもらっただけなんです。
ただ、4月と5月に2回ケアして磨いてもらった部分のネイルベットが二段階にへこんでしましました(笑)
5月の2回目のケアでは、明らかに前回磨いた分のへこみが残っているのが素人の私でもわかりました。さらに磨いたときに出血した指に、上から適当に止血の液をたらされ、さすがに笑いそうになりました(笑)
まあこんな感じで雑な方に担当してもらったので、どうしようもないのですが、そのまま爪を伸ばした結果、新しく生えてきたネイルベットと磨いてもらった部分で段差ができてしまい、それがかなり目立ち爪がぼこぼこになったというわけです(笑)
なんですが、段差があったおかげで、なんと自分の爪の生え変わり期間が判明しました!!(笑)
だからなんだって思われたら本当に申し訳ございません(笑)
ですが、薬剤師としての知識にこの発見が役に立つということに気が付いて私にとっては大発見となりました(笑)
ちなみに私の爪の生え変わり期間は3か月でした!
ここからは専門用語入りですがご了承ください。
第97回の薬剤師国家試験にて、爪白癬の問題が出ており、そこに
「爪白癬の治療薬であるイトラコナゾールは食直後に服用し3週間の休薬期間が必要である」
という内容がありました。この国家試験問題を理解するためには、イトラコナゾールの用法用量を知っておく必要があるなと思い、勉強したところ、イトラコナゾールの添付文書により
「爪白癬のパルス療法において、1週間食直後に服用した後3週間の休薬期間を設ける。その後それを3クール繰り返す」
とありました。
「ん?ちょっと待てよ。1か月(1週間+休薬期間3週間)×3クールということは治療期間は3か月くらい続ける必要があるのか。自分も爪3か月くらいで生え変わったからなにか関係があるのかなぁ」
と思い、添付文書よく読んでみたところ、
「本剤は抗菌薬であるため、新しい爪が伸びてこない限り、一 旦変色した爪所見を回復させるものではない。」
「効果判定は爪の伸長期間を考慮して行うこと」
などと書かれていました。つまり、爪が完全に生え変わるまでは爪が完全にきれいな見た目になるわけないので、「爪が生え変わるまで治療を頑張ろう」ということなのでしょうか。この治療期間は、臨床試験での投与量と期間の条件において試験して得た有効性の結果を考慮して定められた用法用量なのかもしれません。
ですが、爪の生え変わる期間が3か月と知った今、イトラコナゾールでの治療期間が3か月ということにとても納得してしまったんですよね(笑)
こんなわけで、ネイルサロンで爪をぼこぼこにされたおかげで、自分の爪の生え変わり期間が3か月ということが判明し、さらにイトラコナゾールの用法用量まで覚えることができました!!
これは朗報というべきですかね!勉強になりました!
<追記>
まあこの記事を書き始めたときは、イトラコナゾールのことなど書く気なんてなかったんですけどね。
普通に3週間で爪が生え変わることに結構驚いたので、「書いてみよ~!」と思って書いてみたら、「なんかつまんな!!」と思ったのでそこから薬学生っぽく何か付け足した方がいいなと思って薬剤師国家試験調べてたらいいネタが見つかったって感じです。
noteをやっていたおかげで新たな知見を得ました。ありがとうございます。
それからもう一つ。ネイルサロン行ったた日にちなんていちいち覚えれないし3か月とかすぐ忘れるんじゃない?とか思われそうですが、そんなことはないです。
ネイルサロンにはゴールデンウイーク中に初めてマッチングアプリで会うことになって急いで駆け込んで爪きれいにしたのに自分語りされて恥もかかされて終わった最悪の日の前日5月3日で、今日自分の誕生日の7月31日が爪のぼこぼこが白い部分まで上がってきた日にちなので、こんな濃いできごとのあった日にちを当分忘れることはありません!
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