英語のフォニックスとは
そもそも、フォニックスってなんだろう?
フォニックス(phonics)とは、英語の「発音」と「綴り」の関係を教えるための教授法です。
簡単に言えば、英語の「音」は、どんな「文字」で表されるか、また、「文字」はどんな「音」を意味するのか、ということですね。
例えば、皆さんがご存知の、 C(シー)は、 「クッ」というような音で教えます。A は「エァ」のような音。 t は「トゥッ」という感じの音です。
Cクッ Aエァ Tトゥッ
これを続けて言ってみると、クエァトゥッ みたいになるのが分かるでしょうか。
カタカナで書くととっても分かりにくいのですが、きちんとした音で学ぶと、なんとこれが、 cat の読み方の音になるんですね。
一つ一つのアルファベットの音を覚えて、発音できるようになる。それが、フォニックスです。
つまり、スペリングを一から全部暗記しなくても、ルールさえ分かればそのまま読める!ということです。素晴らしいアイデアだと思いませんか?
フォニックスを学ぶと、スペリングを覚えるのが楽になる!
日本で英語を勉強して来た方の多くが、英語のスペルを覚えるのに相当な苦労をして来ました。
「英語では、c (シー)a(エイ)t (ティー)で、キャットと読むんだ!」と教わり、ひたすら、シーエイティー、キャット!!と覚えた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
フォニックスで発音のルールを学ぶことで、語彙や文章の読み書きをスムーズに理解することができるようになります。
上記の cat の読み方の調子で学ぶと、例えば、同じ文字が入った hat mat ratのような単語はスラスラ読めるようになって行きます。
ただし、不規則なものなど、注意が必要な点もある。
もちろん、英語が出来る方なら、もしかしたらピンと来たかも知れません。「そんなに上手くいくかなあ?」とか、「いや、不規則なものもあるんじゃない?」とか。
そう、その通り。フォニックスは全ての単語に応用できるわけではないんです。英単語の総数のうち、7〜8割くらいがフォニックスで読める、と言われています。
2〜3割の不規則な単語があるという理由から、学習者の混乱を避けるため、フォニックスは使わないという考え方もあります。
また、もともとは英語圏の子どものために作られた教授法ですから、既存のフォニックスの指導では、日本の子どもたちにとっては学びにくい点があったり、最初はよくても途中から伸び悩んだり、下手をすると、かえって発音を悪くしてしまうこともあるので注意が必要です。
フォニックスで指導する際は、日本流のアレンジが必要!
フォニックスの良さを最大限に活かすためには、日本人に教えるための正しいアレンジが必要です。
SUNNY BUNNYでは、フォニックス指導によるリスクを抑え、学ぶ子どもたちにとって最大の効果を出すための、オリジナルのアレンジを生み出しました。
子どもにとっては、楽しくて、簡単に覚えられて、かつ、発音もよくなってしまう!それが、SUNNY BUNNYメソッドで学ぶフォニックスです。
まとめ
1、フォニックスとは、英語の発音と綴りの関係を教えるための教授法
2、フォニックスは、メリットとリスクを理解して、日本で教えるためのアレンジがされた指導法で学ぶことが大切
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