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台湾 オンライン英会話 Tutor ABC訪問 〜世界の子ども英語教育〜

你好!台湾に来ております、子ども英語教育の羽織愛です!

「最高の英語教育を子ども達へ!」という情熱に突き動かされて、日々活動しております!

今回は台湾のTutorABCを訪問しました。

大通りでひときわ目立つ建物!これがTutorABC!✨

どーん

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街中で目にした時、最初は何の施設か分かりませんでした。一階には上階から繋がっている滑り台があって、上の階にはメリーゴーランドまで見えるんです。最初はおもちゃ屋さんかな?と思いました。

英語教育の会社だと聞いた時、絶対ここで話を聞こう!と決めたのでした!

数日後、念願叶って、お話する機会をいただくことに成功。中を一通り見させていただきました。

オンライン英会話の大手 TutorABC

TutorABCは台湾トップのオンライン英会話システムの会社で、中国など数カ国に展開されているそうです。

なるほど、この華やかな外観の施設は、子ども英語教育をする教室ではなくて、オンライン英会話のスタッフさんの仕事場であり、かつ、ブランドイメージを広げるプロモーションのための施設だったんですね。

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TutorABCと検索してトップに出てきたサイトでは、いきなり「貴方の英語力は?」というポップアップが出て来ました。

トップページには、学習スタート時の英語力と、1年後の英語力の違いが出てます。(2019年12月の時点の情報です)

ふむふむ、面白い。

公式HPはこちらのようですね。

子どものオンラインレッスンのメリットとデメリット

一般的に、オンラインレッスンの最大のメリットは、何と言っても受講方法の手軽さです。

子どもに英語を学んでほしいけれど、忙しくて送り迎えが大変なご家庭では、おうちで出来るオンラインレッスンはとても助かりますよね。おうちにいながら、世界中の先生と繋がってレッスンが受けられるというのは、生徒さんにとっても、先生にとっても、とても便利です。

オンラインならではの、PCを介したレッスン展開もメリットのひとつです。

画面を使って行うため、写真、テキスト、動画などを簡単に表示し、また、生徒さんにマウスでポイントしてもらったり、タイプしてもらったりすることも出来ます。

自然とタイピングが学べることも、これからの時代を生きる子ども達にとっては大きなメリットですね。

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しかし、一般的にはデメリットが多いのも現状です。

まず、画面越しとなるため、使える指導技術は圧倒的に制限されます。

例えばSUNNY BUNNYでは、一緒に歩き回る、踊る、ハイタッチする、不安そうな子には向かい合わずに隣に寄り添うように座る、などの動きがたくさんレッスンに取り入れられていますが、画面越しではこのほとんどが出来ません。

実教室での子ども英語の指導経験がある者にとっては、とても大きな制限と感じます。もちろん、ずーっと席に座って話を聞くスタイルのレッスンなら、即オンラインに切り替えるべきです。でもSUNNY BUNNYでは子どもとカードゲームをして、歌って踊って、泣いたら抱き上げて、レッスンしていますから、オンラインではレッスンクオリティを保つことは出来ませんでした。

大人の受講生にはこの件は問題になりませんが、小さなお子さん対象の教育として考えると大問題です。

これは、子どもの健康の問題ともなり得ます。特に幼児期の子どもの心臓は小さくて弱いため、常に体を動かすことで、心臓の動きを強化してあげることが大切です。幼児に30分以上もPCの前で動かずにいさせること自体、子どもの身体の発達にとって不利益になる可能性があ流のです。(だからSUNNY BUNNYではおよそ3分〜5分毎に体を動かすアクティビティを取り入れるプログラムにしています。)

また、インターネットを介するため、接続が切れたりする問題は常に付きまといます。接続が切れたり音声が悪くなると、レッスンのテンポが乱れたりして集中できなかったり、予定の時間通りにスタート出来なかったという話はよく聞きます。

ということで、メリットもデメリットもあるオンラインレッスン。TutorABCではどのような取り組みをしているのでしょうか。

色々な疑問点と、期待を込めて、大成功を収めているTutorABCに色々と気になるところを聞いてみたいと思います!


自社システムでオンラインレッスンは安定提供

オンラインでの英語レッスンを安定して提供するため、TutorABCではオンラインリアルタイムのビデオチャットのシステムを自社開発しているそうです!

世界どの国とどの国でも、オンラインでの接続に関する問題はなく、安心してレッスンを受講していただける!と言い切っていました。

本当のところは受講してみないと分かりませんが、自信のある自社システムがあるというのは強みですね!

お話の通りであれば、デメリットの一つである接続の問題はかなり解消されているのかも知れません。


生徒の英語力の評価方法

ネットの広告ページでは、生徒の英語力の変化をグラフで表すなど、英語力の評価を公開していたのですが、生徒の英語力をどう評価しているのでしょうか?

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TutorABCでは、独自の評価基準を作り、生徒さんを12段階のレベルに分けて指導しているそうです。

英会話のレベルを測る独自のシステムも、オンライン会話レッスンベースなら可能なのでは?と期待したのですが、評価はTOEICやTOEFL、IELTSなどなど、既存の有名なテストをベースにして作ったとの話でした。

「英会話力」をテストするのはとても難しいと言われていて、まず何が難しいかというと、実施する人員が足りないんですね。紙に書くテストなら、数十人でも試験官一人で済むので簡単で人件費がかからないので利益が大きいけれど、会話だと基本的に1人の受験生に対して1名の試験官が必要となるので、実施が大変なのです。その分、オンライン英会話なら人員問題は軽くクリア出来そうだなと思いました。この辺り、また調べていきたいと思います。

TutorABCには12段階の評価がありますが、生徒のレベルが上がる際には、5人の先生からの認定が必要だそうです。多数の先生登録数があるからこそ、こういうシステムも可能なんですね。

お子さんに英語を習わせる時、親としては、英語力がどれくらい上がったのかを目で見ることが出来たら嬉しいですよね。流石、上手く出来ているなぁと思いました。

スタッフ専用のリラックススペース

外から見えた華やかなお部屋のひとつは、スタッフさんのリラックスルームでした。

ここでのんびりしたり、ランチを取ったりするそうです。発想が今どきのオシャレなオフィスって感じですね、、、(´∀`)✨

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オンライン英会話の会社なので、スタッフさんは基本的にPC作業。いかに合間にリラックスして、クリエイティブでいられるかの工夫が必要なんですね。

スタッフさん専用のコーヒースペース。もはやお店レベル。これは羨ましい✨

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どこも可愛くて、中はパッと見、子ども用のテーマパーク?みたいなんです。

メリーゴーランドもありました!

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ただし動きません😄 あくまで写真撮って投稿する用とのこと!😆インスタ映えで宣伝効果狙う的なやつですね!

そして最後に、名物の?滑り台へ。

1階にある、滑り台がとにかく目を引くTutorABC。

何と、上の階から滑れるとのこと!

「大人も滑れますよ!どうですか?」
「いやいや流石に私は」
「え、是非どうぞ!」

みたいなやり取りにさほど時間も取らずに乗り込みました。

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いやこの滑り台、予想以上の速さで、途中から、

ウギャー( ゚д゚)ーーーガワワワワワ‼️

みたいになり、MimiとMaya先生に爆笑されました🤣 (ガワワワワワはなんか滑り台のデコボコ?を滑り落ちる時に声が震えた音)

いやホントに怖かった。

Maya先生もMimiも滑り、一階でまたポーズ!

プリスクールに入るともらえる、SUNNY BUNNYバイリンガル育成スクールの新作バッグが可愛いですねっ!?

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1階は全面スクリーンのイベントスペース

1階のイベントスペースも案内してもらえました。季節に合わせて、壁一面のスクリーンにテーマの映像が映し出されているそうです。まさに未来!!

こんなスペースでオンラインレッスンが出来たら、飛んだり跳ねたりも可能ですよね。わー凄い。えーとつまりそうなると、どうやってレッスンするんだ?と考えると混乱!ですが、そんな未来も来るのかも知れません。

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写真どうぞ〜と言っていただいたので、遠慮なく楽しみまくる我ら。置いてあるコスチュームを着込む。(この背景、全部スクリーンなんですよ〜!)

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背景を自由に変えられるから、10月はハロウィンのお屋敷になるそうな。これは本当に凄い。うちの教室にも1部屋欲しい・・・

TutorABCは日本では大人用だけあるそうです。中国語もレッスンもあり、英語で教えてくれるメソッドと聞いて、私もちょっとそれは確認してみようと思います!帰国後のフォローアップに良さそうかも。

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教室は一切なし!「オンラインレッスン」への一点集中で大成功!というビジネスモデルは理解しやすくて面白かったです。TutorABCさん、ありがとうございました!

これからも、世界の子ども英語教育を巡っていきたいと思います。

メリークリスマス‼️

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