タロット語り②〜魔術師になる勇気〜
どうも。
sunny アカリです。
2年ほど某アプリでタロット占い師をしておりましたが、さらにパワーアップするために一旦活動休止しておりました(言いたいだけ)
そして現在、ジューン澁澤先生の元、ウェイト版タロットをリカレント(言いたいだけ)しております。
今は、ウエイト版タロットの大アルカナの追加セミナー中です。
その中で改めてタロットってすごい!楽しい!だから当たるんだ!と気がつく日々。
タロットの魅力と魔力について熱くウザく語っていきます(笑)。
最後にオマケでカードに合う一曲をご紹介してます(趣味全開です)
今日は魔術師!
ということで。
このカードはウエイト版タロット大アルカナの1という数字が振られているカード。
1という数字に悪いイメージを持つ人は少ないだろう。
それに加えて、魔術師というタイトル。
カードの意味も、始まりとか全て揃っているという意味があって、絵柄もなんか前向き!どんな場面でもこのカードが出てくれば、ワクワク期待が膨らむ。
とても良さそうかなカード。
鑑定で出てくると良かったーと安堵するカード。相談者様にお伝えしても、喜ばれるカード。
でもそんなカードが出てきた時こそ、何故か“当たらない”のである。
何故なのか?
それは、ジューン先生のウエイト版タロット追加講座を受講して明らかとなる。
わーいマジシャンだー!
魔法みたいなことが起きるのかな?ワクワク!
そんな優しいカードではなかったのである。
魔術師は自らが持っているものを使って自分で決断してみずからその一歩目を踏み出すことが必要と言っているのだ。。。(ぴえん)
魔法を使うのはどこからともなく現れた魔法使いではなく、他でもない自分自身なのである!
いくらあの人を好きだと思っていても
行動しなければ伝わらない。
2人とも好き!選べない!
でもどちらかを選ばないといけない時が来る。
ドラゴンボールを7個集めても願いを言わなきゃかなわない。
しかも一つだけなのである。
その一つを自分の意志で選び出すことが
この魔術師のカードの真意なのだ。
なんとなく始まりのカードと聞いて、ミラクルが起きて勝手に自分に都合の良いなにかが始まって、自然と自分に都合の良い展開になる!
そんなふうに他力本願な思考に陥っていた。
まさに他力本願の運命論。
運命は自分で動くからやってくる。魔術を使うのも、願いのまじないを唱えるのも自分自身なのである。
何かを選ぶことは何かを選ばないこと。
2つまたは複数の選択肢の中で一個選び取る勇気。
えーん😭怖いよ〜!
でもそんな時に。今始める時!と背中を押してくれるのが魔術師のカードなのかもしれない。
でも人はいつか、無限の可能性の中から
“何者”かになるためにエイッと選択しなければならない時が来る。
二兎を得るものは一兎も得ず。
あぁなんて人生は残酷なのでしょう。
でも、この厳しさこそが、私がウエイト版タロットに魅かれる理由であり、また、醍醐味であり、“当たる”大きな要素なんじゃないかな?って思ったりもする。
だって、自分の思いのままにはならないのが人生であり、未来なのだから。
では最後に、
このカードに合う『嵐』の曲を!
この曲の歌詞自体は、あんまり魔術師っぽくはないような気がするのですが、私にとってはいつも一歩踏み出す勇気をくれる、背中を押してくれる一曲。マーチング調のこの曲。
魔術師のカードの白い杖が、マーチングバンドの指揮者の振るタクトに見えなくもないかな?(こじつけ)