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なぜ東京都で樹木葬の人気が急上昇しているのか?

こんにちは。東京都北区の霊園『サニープレイス福壽園(ふくじゅえん)』にて樹木葬コンシェルジュを務めております、NPO法人 大樹の輪の五十嵐です。今回は、なぜ東京都で樹木葬の人気が急上昇しているのか?というテーマについて。ポイントを3つに絞ってまとめました。


人気の理由①「負担をかけたくない」という想い

樹木葬は最近の言葉なので比較的若い世代にのみ人気なのかと言いますと、そんなことはありません。ご高齢の方々がご自身の生前墓として樹木葬をご希望されているケースが多いです。現場にて樹木葬コンシェルジュを務めている私の体感値です。

なぜ、ご高齢の方々に人気なのか。私の個人的な話になりますが、70代の実父が病気を患っていて「人様に迷惑はかけたくない」ということをしきりに言っています。そんなことを言っていられる状況じゃないのに、自分がどうこうよりも、人の負担になりたくないという気持ちが強いのです。

樹木葬は管理費や継承が不要なので「負担をかけない」お墓です。この新しい性質が、人に迷惑をかけたくない、負担になりたくないという方々の想いとマッチしているのだと感じます。

人気の理由②東京でお墓を持っていない人が多い

日本は人口が縮小へ向かっていますが、東京は逆に人口が増えています。地
方からの移住者が多く、一極集中が加速しています。

現場にて樹木を案内していると「実家(地方)に代々のお墓はあるが、そちらには入らずに新しいお墓(樹木葬)を購入したい」という声が多いです。移り住んだ東京を新しい故郷として、最期は東京に眠りたい、という方々が増えています。

核家族化というのも大きなポイントです。代々、脈々と家系を継いでいくという考え方は薄れ、自分たち夫婦、もしくは両親や子ども達までのお墓として考えたい、という声が多いです。東京都内で販売されている樹木葬は2名用がスタンダードです。これはご夫婦様のお墓として想定されています。費用も一般墓に比べると大分安価です。このような時代や考え方の潮流と樹木葬の概念がマッチしているのだと感じます。

人気の理由③「ペットと一緒に眠れるお墓」として注目されている

東京都内では、子どもの数よりもペットの数が多いというほどにペットを飼っていらっしゃる方が多いです。ワンちゃんネコちゃんは人間よりも遥かに早く寿命が来てしまします。なので、お墓を考え出す時期もかなり早いです。

従来の考え方としては、仏教の「畜生道」にあるように、ペットと人が一緒にお墓に入るなんて考えられないことでした。しかし2010年代以降に日本で主流になった樹木葬は、そういった仏式的な制約にとらわれず、ペットと一緒のお部屋に眠れるタイプのものが増えていて「樹木葬=ペットと一緒に眠れる」という図式で認知されています。

愛する家族の一員であるペットの行く末を考え、自身のお墓もあわせて考えられる方は多いです。

東京都内でペットと一緒に眠れる樹木葬をお考えの方は、下記の記事も参考にされてみてください。


東京都内で樹木葬・永代供養墓をお探しなら、お気軽にお問い合わせください

サニープレイス福壽園(ふくじゅえん)
大切なペットと一緒に眠れる樹木葬
都営三田線「新板橋駅」徒歩6分・JR埼京線「板橋駅」徒歩11分

■ホームページはこちら
https://www.taijyunowa.org/kitaku/

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