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アメリカ人の「おカネのリテラシー」教育

アメリカ人が「おカネのリテラシー」教育を受ける場合、次のようなアドバイスが一般に行われています。


「まず30歳になるまでに大学出た直後の初任給(年間)と同じ金額を貯金しなさい」と言われます。日本の給与水準に換算するとざっくり言って250万円ですね。


「35歳では現在の給与の2倍の金額(年間)を貯金しなさい」と言われます。日本の35歳は大体409万円もらっているので目標額は818万円になります。


「40歳では現在の給与の3倍の金額(年間)を貯金しなさい」と言われます。日本の40歳は大体487万円もらっているので目標額は1461万円になります。


「45歳では現在の給与の4倍の金額(年間)を貯金しなさい」と言われます。日本の45歳は大体506万円もらっているので目標額は2024万円になります。


かなり......苦しいですね(笑)


このような考え方をする理由はなにかベンチマークになるものがあったほうが(自分はどのくらいみんなから劣化している?)ということを測りやすいからだと思います。


日本では...こういう議論は全く聞きませんね(笑)
だから貯蓄が捗ってないんでしょうね。
いま日本の貯蓄率はアメリカより低いです。


一般論ですが新興国などのソーシャル・セイフティーネットが充実してない国の場合、貯蓄率は高いですね。何かの時に備えないといけないので。


日本も昔は貯蓄率高かったですけど、いまはどんどん低下していますね。「どうせナマポがあるさ!」という考えでしょうね。


もちろん個人差があります。「そもそもこんなにお給料もらってない!」という人も居るでしょうね。そういう人は普段から限られたお金でやりくりするのに慣れているので目標貯金額も少なくていいです。あくまでも自分の給与をあてはめて計算して!

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