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@ベイビーメール【山田悠介】

こんにちは晴柊です。
今回は自己啓発はお休みで、小説です。
山田悠介さんの作品が前から好きで、ホラー小説を読みたくなったら山田悠介さんって感じで読んでます。

あらすじ

高校教師・斉藤雅斗は、親友である警察官・斉藤慎也から奇妙な猟奇殺人事件について聞かされる。その事件は、女性が腹を食い破られ、腹からへその緒が飛び出しているというものであり、同じ時間に3人の男が口から泡を吹いて死んだという。

そんなある日、慎也の妻・順子はベイビーメールなるものを受け取った。ベイビーメールは「私は子供を持とうとしている者を恨んでいる。私の子供を育てさせてあげる」という内容の本文で、「@」という添付ファイルを開くと赤ん坊の泣き声がして、携帯の液晶が割れるという不気味なものだった。その1か月後、彼女はその猟奇事件と同じような状態で見つかった。しかし、1か月前に彼女は生理がきていたのにもかかわらず、遺体で発見された時は妊娠4か月と診断されていた。

そして、そのメールは雅斗の恋人である朱美や、雅斗の教え子だった飛鳥の携帯電話にも届いていた。

wikipediaより引用

感想

あらすじだけだとあんまりわからない気もしますが、要するに恐怖のチェーンメールのお話でした。そのメールが届いた者は必ず1か月以内に死んでしまうため、メールが届いてしまった大切な人を守るために奔走する二人を描いた作品です。

チェーンメールって今の世代の人はあまり聞いたことがないと思いますが、ガラケー世代には懐かしくて読んでいてニヤニヤしてしまいました笑

「これを次の人に回さないと呪われる」「あなたでこのメールが止まったら死ぬ」などといったくだらない内容のメールが届いていたのも今となっては青春です。

ネタバレ

結論から言うと、犯人はすでに死んでいる女性が犯人でした。その女性はずっと子供が欲しかったのですが、やっとの思いで出来た子供2人とも死亡してしまい、それに耐えきれず自殺してしまいます。

その怨念は消えずにベイビーメールというチェーンメールを送り、自分の代わりに子供を欲しがる女性に子供を孕ませ、産ませようとします。

結局その真相まで突き止めるのですが、その呪いが実際に解けたかどうかは読者の判断にお任せします。。。って感じのラストでした。

おわりに

やっぱり山田悠介さんの作品はサクッと読めていいなーと改めて感じました。百田尚樹さんの作品も好きなので時間あるときにでもまた読もうかなーって思います。

おすすめの作家さんいましたらコメントで教えていただけると嬉しいです!ジャンルは問いません!

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