
しがない自衛官が3600万円達成〜父との価値観の違いが教えてくれた投資の本質〜
私が投資に興味を持ったきっかけは、ロバート・キヨサキの『金持ち父さん 貧乏父さん』を読んだことでした。この本に登場する「金持ち父さん」と「貧乏父さん」の考え方を比較する中で、実の父が「貧乏父さん」と重なる部分が多く、衝撃を受けたのです。
父は自衛官として真面目に国を守る仕事に従事し、安定した収入で家族を支えてくれました。そして、私も父の影響を受けて同じ自衛官の道を選びました。しかし、父は本に描かれた貧乏父さんのように「良い職に就いて、堅実に働き続けることが安定への道だ」と信じ、お金を増やすという視点ではなく、収入を生活費や貯金に回すことを最善と考えていました。
一方で、金持ち父さんの「お金に働かせる」という考え方は、私にとって衝撃的でした。「安定した職に就いているからこそ、今のうちに資産を築き、将来の選択肢を広げる必要がある」と気づき、そこから投資について本格的に学び始めました。
つみたてNISAやiDeCoなどの制度を活用し、少額からコツコツと投資を続けた結果、私はしがない自衛官ながら33歳で資産3600万円に到達することができました。現在のポートフォリオは以下の通りです。
• 投資信託:2600万円(つみたてNISA、インデックスファンド中心)
• 個別株: 10万円(値動きの肌感覚を掴むため少額投資)
• 仮想通貨:600万円(ビットコインとXRPを中心に)
• 現金: 400万円(生活防衛資金として確保)
• 個別株: 10万円(値動きの肌感覚を掴むため少額投資)
これは決して特別な才能や高収入があったわけではなく、金持ち父さんの教えを実践し、「お金に働いてもらう」ことを意識した結果です。
今では、父と同じ自衛官という道を歩みながらも、経済的自由に一歩ずつ近づいていることを実感しています。この気づきが、より良い未来を築くための大きな一歩となりました。